日曜競馬 回顧

競馬


[東京新聞杯(G3)]


シルポートファイアーフロートが序盤からヤリ合ったことで、千米通過が
57.5で、前後半が45.6−46.9のハイペースの底力勝負になりました。
ダノンヨーヨーは最速の上がり33.2を繰り出したものの、如何せん道中
最後方では0.3差の7着が精一杯でしたね。


勝ったスマイルジャックは、G1・G2路線で強豪馬達と死闘を演じてきただけに
底力はここでは1枚上の存在でしたね。
昨年の安田記念での僅差3着をもっと評価するべきでした。
5番人気と、人気の盲点になっていましたからね。 
勿論、三浦騎手の手綱捌きも見事でしたけど。
ウオッカ不在の中、マイル戦線での古豪復活への狼煙を上げました。
安田記念が楽しみですね。
しかし、キングストリートの2着には驚きました。
優馬」紙上では、内田博幸騎手のこの馬に対する評価は、高かったのですが…。
これまでの戦績を見ると、オープン特別なら兎も角、メンバーが揃った重賞では
チト足りないと、馬柱は教えてくれたのですけどね。
ゴールスキーは、この馬なりには走っているのですが、今回は相手が悪かったと
そう思うしかありませんね。




[きさらぎ賞(G3)]


リキサンマックスの大逃げのように見えても、千米通過が60.2のスローペース。
直線に入って残り1Fあたりでは、リキサンマックスの逃げ粘りかと思いきや
流石デムーロ騎手ですね。 このスローペースと逃げた馬との位置取りを考えて
有力馬の中では一番早く動きました。
これが功を奏して、見事な優勝! ・・・、ですが、他の有力馬に騎乗した騎手は
何をやっていたのでしょうか。
人気のオルフェーヴルとウインパリアシオンも最後は末脚爆発で来ましたが、
仕掛けの遅れが災いして、掲示板がやっとの結果。 
実に不満の残るケイバでしたね。
トーセンラーの好運とデムーロ騎手の凄腕以外には、何の感想もありません。
ただただシラケた、つまらないケイバでしたね。




[東京10R 早春ステークス]


本日一番はこのレースでした。
ソウルフルヴォイス(内田騎手)とダイワファルコン(後藤騎手)の明け4歳勢の
一騎打ちムードでしたが、何か人気が被り過ぎる予感・・・。
この2頭が人気になるのは、勿論、十分に分かります。
が、この2頭に太刀打ち出来そうな穴馬を探したところ、1頭いましたね。
◎スズジュピター(北村騎手)です。
コース実績、左周りが得意で、ある程度先行出来て末脚も確かな馬。
先週も東京10Rで、ソーマジック(7番人気)から入って馬連5330円をGET
しただけに、ここで二匹目のドジョウを拾うのも悪くないな、という想いもありました。
結果は馬連2−3で5560円。 中穴馬券としては実に美味しい馬券でしたね。
北村宏騎手とスズジュピターに感謝です。
しかし、このレースですが13頭中10頭が社台系という身内同士の競争でも
ありました。 馬券を取っても、なんかなぁ〜って感じですね。


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