[NHKマイルカップ(G1)]
恐れ入りました、松田国英調教師&厩舎スタッフ。
ダービーを視野に余裕残しの作りでこの大激走劇。
後のインタビューで安藤勝己騎手は随分自信があったようですね。
逆にダービーは・・・、だそうです。
ところで、エーシンダックマンが飛ばしたラップが
前半4F:44.8 後半4F:46.6 前傾ラップ
1000m通過が56.3
1200m通過が1.07.8 という嘘のような超ハイペース
結果、後方待機で一気に脚を伸ばした(33.5)ダノンシャンティが
見事に優勝。 日本レコード:1.31.4のオマケつきです。
これで毎日杯優勝馬は(5.0.0.1)ということになりましたね。
やはり府中千六G1は、中距離重賞を制する程のスタミナと底力が
必要ということなのでしょう。
しかし、ダノンシャンティほか31秒台で駆けた馬は、
疲労とダメージ、反動が心配ですね。
特にタフな府中のマイル戦での激走ですからね。
まず何もないことはないでしょう。ケアには苦労しそうです。
サンライズプリンスはスタートが良過ぎて、余りに気分良く行き過ぎ
ましたね。 向こう流しで横山典弘騎手が必至に抑えてましたね。
このハイペースを3番手追走しての 1.31.9 で4着なら
負けてなお強しと言っても過言ではないでしょう。
しかし、これでまたダービーが楽しみになりましたね。
皐月賞馬ヴィクトワールピサ、
青葉賞を圧勝したペルーサ、
プリンシパルステークスで良血開花のルーラーシップ、
日本レコードでマイルカップを制したダノンシャンティ etc
少なくてもこの10年では最高のメンバーで行われそうですね。
http://www.youtube.com/watch?v=TkeTJ7I32N8:movie,w400
しかし今日の東京での岩田康成騎手の手綱捌きは目立ちました。
特にダート戦における、馬を前に走らせる技術は天下一品ですね。
絶望的な位置から府中の長い直線で馬を追う姿は、中央競馬の
騎手というよりは、深いダートで馬を走らせる地方競馬の騎手の姿
のように観えました。
これだけはリーディング・横山典弘騎手以上のものがありますね。