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[NHKマイルカップ(G1)]


それにしても京都の馬場は異常に速いですね。
京都新聞杯が2.10.0のレコード。千米通過が58.0と平均的な流れでしたが
スタートからゴールまで1度も13秒台の無い緩みない流れでした…。
先週の天皇賞(春)の京都、あまりに高速の芝を演出してしまったため、ジャガーメイル
以下複数の馬が脚部難に見舞われているそうです。
時計よりも、馬の脚に優しい馬場が望まれます。
高速決着で馬が故障しては何にもなりません。



さてNHKマイルカップですが、過去3年に限れば
21年:ジョーカプチーノ 1.32.4
22年:ダノンシャンティ 1.31.4
23年:グランプリボス  1.32.2
と、古馬のG1かと思うような怪時計が出ています。
しかし、今年は確固たる逃げ馬が不在なこと、各馬ともに千六の実績はあれど
それ以上の距離実績に乏しいため、スローは無いにしろ、過去3年のような
怪時計での決着もないでしょう。
府中の千六は、スピード・スタミナ・瞬発力が要求されるので、出来れば千六以上の
重賞実績が欲しいところですが、今年それに該当しそうなのがマウントシャスタ1頭
ぐらいですね。


本命は◎カレンブラックヒルにしました。
千六だけで3戦3勝。それ以上に前走のNZトロフィーの走りが圧巻でした。
バンザイが緩みの無いペースで逃げたおかげで、前後半が均衡の取れた平均的な
ハイペースに流れました。

前半45.6−後半47.6 千米通過57.6 勝ち時計1.33.2

(12.1 - 10.6 - 11.3 - 11.6 - 12.0 - 11.7 - 12.0 - 11.9)

ハイペースで流れても、終始3番手に位置したカレンブラックヒル
ラスト1Fの数字が示すように、加速しての1位入線でした。
千六以上のスタミナがあるのかもしれません。
2着馬には 21/2 差です。坂を上ってからの瞬発力は他馬とはモノが違う感じでした。


ただ、今回は逃げ馬不在の中で、押し出されるように先頭に立つ可能性もありますが
新馬戦が逃げての圧勝劇でしたので、この馬のペースを守れば結果はついてくると
思います。


毎日杯3着のスピルバーグプリンシパルステークスを勝ったため、岩田騎手という
こともあり、毎日杯2着のマウントシャスタの人気が上がりそうですね。


馬券は馬連
5−(4・8・9・11・14・17)