日曜競馬 回顧

競馬

[NHKマイルカップ(G1)]



ケンタッキーダービーのサイン馬券ではないでしょうか・・・(溜息)
米国では20頭中最低人気馬が勝ち、日本では最低人気馬が3着に激走。
菅原明良騎手、恨みたいところですが、これが競馬なのでしょう。
勝ったダノンスコーピオンは、高速馬場を考えてか、流石は川田騎手と
いうところでしょうか、中団の前に構えましたね。横山典弘騎手は、彼
らしくというか、最後方に構えました。
結果的には、やはり川田将雅騎手の判断が正しかったですね。
横山典弘騎手は、9R(湘南S・3勝クラス)で直線一気の競馬で快勝
したのに味を占めたのでしょう。てっきり、1番枠だけに、前々の競馬
をすると思いましたけどね。ダノンスコーピオンとマテンロウオリオン
の着差こそクビでしたが、川田騎手の手腕が優りましたね。


ラップタイムは、57.4-34.9 1:32.3 でした。
9Rの湘南ステークス(3勝クラス)が
58.0-34.3 1:32.3 とNHKマイルカップと似たよう
なラップで、勝ち時計は同じでしたから、レースレベルとしては水準
ではないでしょうか。高速馬場なのでもっと早い1分31秒台の決着
と思いましたが、展開の最大の狂いは、ジャングロ(武豊騎手)の出
遅れでしたね。トウシンマカオもオタルエバーもキングエルメスも前
が引っ張る流れでの先行策を取りたかったハズですね。


インダストリアにとっては、この高速決着にはやはり対応出来ませんで
した。セリフォスは福永騎手があれ以上、上手くは乗れない騎乗での4
着でした。力は見せましたが、中内田厩舎の本当の狙いは安田記念とい
う噂もありますから、ここが叩き台だったのかもしれません。あわよく
ば二兎を追いたかったのでしょうが、やはり前哨戦を叩かないと、最後
で甘くなりました。因みに安田記念は、3歳牡馬は54キロで出走でき
ますから、あながち噂の類いでもないような気もします。
ある意味ではこのレースの"主役" カワキタレブリーは、直線でマテンロ
ウオリオンと併せ馬になったことが激走の要因だと思われます。


キングエルメスは直線半場まで楽しめましたよ。タイセイディバインは
アーリントンカップくらい走れば、上位も可能と踏んだのですが、期待
外れの結果に終わりました。