[阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)]
このレースで、現2歳牝馬のレヴェルが図れる一戦になりそうです。
過去2年、このレースを制したウオッカにトールポピーは、いずれも
翌年にはクラシックを制しています。
テイエムオーシャンもそうでしたが、この3頭同様にここを好時計で勝てば、
来年のクラシックへの展望が開けますね。
◎血統的にもレースぶりにも大物感漂うブエナビスタを推します。
新馬戦は差のない3着ですが、2着のリーチザクラウンとは
0.1秒の 3/4差です。しかもほぼ同じ位置取りにいながら、上がりは
リーチザクラウンを上回る 33.5 の末脚を繰り出しました。
改めて触れる必要はないかと思いますが、リーチザクラウンは
現在牡2歳では一番の大物と目されている期待の馬です。
アグネスタキオンに続いて、そろそろスペシャルウィーク産駒が
大ブレイクするかもしれませんね。
2戦目は相手が弱いこともありましたが、手綱を持ったままの大楽勝。
厳しい揉まれた経験はありませんが、それはどの馬も同じ。
名手アンカツの手腕にも期待がかかるところです。
相手は筆頭はジェルミナルですね。
牡馬混合の特別戦「黄菊賞(1800m)」をステップにこのレースを
制したのは、ウオッカとトールポピーと同様です。
しかも、ジェルミナルは勝ってますから文句なしの臨戦過程です。
◎とどちらを本命にするか、迷いました。
その他の相手としては
ダノンベルベール ショウナンカッサイ ミクロコスモス デグラーティア
ワンカラット と、手広く流します。
余談ですが、このレースでの◎の母馬ビワハイジが勝った当時の
阪神3歳牝馬ステークスは印象的でしたね。
素質を極めて高く評価されたエアグルーヴを負かすために、
当時、WSJS で来日していたマイケル・キネーン騎手に、調教師が
「行ってくれ(逃げてくれ)」と指示して、その通りの結果に。
名手の手綱も冴えて、見事の逃げ切り勝利。
が、その翌年の桜花賞TRのチューリップ賞(G3)。
阪神3歳牝馬Sでの借りを返すべくか、エアグルーヴがビワハイジを
直線で並ぶ間もなく交わしてブッチ切って勝ったのも、これまた印象的。
『あんたなんか、ホントはアタシの敵じゃないのよ!』
とエアグルーヴが呟いたかどうかは知りませんが。
[カペラステークス(G3)]
ここが初重賞挑戦なのが多少以外ですが、◎ダイワエンパイアで軸は
堅そうですね。
相手は
ナンヨーヒルトップとカルナバリートが本線でしょう。
マトモならこの3頭で決まりだと思いますけどね。
押さえに
ビクトリーテツニー トロピカルライト スリーアベニュー
ウエスタンビーナス ワールドハンター と、こちらも手広く流します。