皇居のタヌキ

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天皇陛下が皇居のタヌキを論文に』


天皇陛下が皇居に生息するタヌキについて執筆された論文が、今月発表されることが3日、わかった。
ご専門の魚類以外の生物に関する論文が発表されるのは初めて。


論文は日本語で、専門誌に掲載される予定。皇居内に生息するタヌキの生態などを紹介。
豊かな自然が残る皇居にはタヌキが多数生息し、
利用者が夜道にすれ違うことも珍しくないが、
天皇陛下はここ数年、関係者と協力しながら研究を進められていたという。
天皇陛下は魚類学上のご功績が評価され、
昭和55年、常時50人に限られるロンドン・リンネ協会の外国会員となられた。
宮内庁によると、昭和38年以降、天皇陛下和文、英文で
執筆された論文は計30編が発表されているが、
すべてがご専門のハゼ類に関するものだった。
天皇、皇后両陛下は6月12日、開園50周年を迎えた多摩動物公園を視察されているが、
天皇陛下が皇后さまに動物について説明されるお姿も見られた。
タヌキに関する論文を書かれたことについて、宮内庁関係者は
「(魚類だけでなく)もともと自然全体に興味をお持ちだった」と話している。

→ http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080703/imp0807032334001-n1.htm


wikipedia:明仁 より一部抜粋

今上天皇は魚類学者として知られ、ハゼの分類学的研究者である。
日本魚類学会に属して自らの研究に関して、28編の論文を同学会誌に発表している。
2000年には海外誌Geneに第一著者として論文が掲載されている。
また1992年にはScience誌に"Early cultivators of science in Japan"
という題の寄稿を寄せている。
魚類学における業績は各国で評価されている。

1980年、ロンドン・リンネ協会外国会員。1986年、同協会名誉会員。
オーストラリア博物館リサーチ・アソシエート。
ロンドン動物学会名誉会員。
アルゼンチン自然科学研究所永久名誉会員。