1000円を725円に換金し続ける

競馬

これは、昼食時に浦和競馬第2レース「ランチタイムチャレンジ」で買った
ランチタイム馬券です。昼休みに3レースを買って、3連複でこの配当なら
まぁいいでしょう。昼食代を軽く稼げました。



これは、先週18日・19日の中央競馬の結果ですね。
222,100円を投入して、319,350円の払い戻し。
トータル97,250円のプラスです。が・・・。



これを鵜呑みにする人は、競馬歴が浅い人か、銭金に執着心のない方々かもしれません。
22万円で馬券を買うといっても、馬券には必ず控除率というものがあります。
控除率というのは、馬券を買えば自動的に胴元であるJRAに還流される寺銭
ことですね。
寺銭とは・・・昔、博打はが止されていた時代に、お寺を借り切り丁半博打
などを興じた際に、場所代としてお寺に払った銭、場所代、テラ銭ですね。)
一番浅いのが単複の20%、一番深いのが WIN5 の30%です。
私の買う3連単3連複は、27.5%ですね。
つまり、千円で3連単3連複を買えば、自動的にその馬券の価値は、725円
になってしまうのです。
つまり、私は、千円を725円に毎度毎度換金し続けて、なおも利益を生んだという、
まさに、これは奇跡でしょう。馬券で勝つとはこういうもので、如何に難しいか
が分かるというものです。私が的中率以上に回収率に拘る理由でもあります。
あ、私は別にこれぐらいの利益を自慢しているのではありません。
インスタントジョンソンのじゃいさんに笑われてしまいますよね。
馬券を買い続けるということは、絶えず千円を800~700円に換金すると
いうことを、肝に銘じていないと大怪我をすることになりますね。


それに経費も考えなくてはなりません。
土日の専門紙、毎日のスポーツ新聞、競馬場・ウインズまでの交通費、指定席料、
昼飯代、何よりも土日に各36レースを費やす時間に、前日予想に費やす時間を
足した“労働時間” は幾らに換算するといいのでしょうか。仕事の時給に換算して
当て込めば、全くバカにならない金額になります。
ここは大事です。競馬のレジャー化などと言う人は、多分、馬券で勝負などしない
ライトなファンなのでしょう。勿論、それを否定する気は全くありません。色々な
競馬ファンがいて然るべきでしょう。


ただし、例え細君であったとしても、女連れだけは感心しませんね。私も何度か
ありますが、競馬に集中出来ないことは必至になります。ロクな結果になりません。
もしデートで行くなら、春の東京開催の指定席。多摩丘陵を望み、右手には富士山、
正面には中央高速道路、松任谷由実さんの「中央フリーウェイ」の歌詞に出てくる
「♬右には(東京)競馬場、左には(サントリー武蔵野)ビール工場~」の世界が
広がり、何よりもグリーンの絨毯が敷き詰められたような馬場が展望出来て、競馬
など知らない女性でも感嘆すること請け合いでしょう。


あ、何が言いたかったかといいますと、
馬券を買い続ける=千円を800円~700円に換金し続ける、ということですね。
そして、新聞代に労働時間時給換算などの目に見える、見えない諸経費も、必ずかかる
ことを、競馬ファンたる者、この事実に向き合わないといけませんよね。