ブリンケン米国務長官は２６日、上院外交委員会の公聴会に出席し、６月
下旬にスペイン・マドリードで開催予定の北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）
の首脳会議に日本が参加すると明らかにした。会議にはバイデン大統領も
出席する。
前駐日米大使のハガティ上院議員の質問に答えた。ブリンケン氏はウクラ
イナ危機に対し、「日本が素晴らしい形で立ち向かった」と称賛。また、
日本はＮＡＴＯ加盟国ではないものの、協力を深めている友好国だと強調した。
まあ、英国海軍空母打撃群（空母クイーン・エリザベス）やフランス海軍
に陸上部隊が演習に参加したりと、欧州でも対中国への警戒網が広がって
いるようです。
でも、日本の現行法規では、NATO に軍隊を派遣するのは、とても無理な
ことは、米国・欧州諸国も先刻承知のことなのでしょう。
何よりも、NATO 軍と日本が軍事的に緊密な連携関係を結ぶこと自体が、
非常に困難です。なぜって？そりゃスパイ防止法もないスパイ天国の国と
重要な軍事機密を伴に分け合うことなんて、絶対に出来ませんよね。
しかしながら、ポーランド・エストニアなどより東にある国では、日本し
かマトモに話が出来る国がないのも、これまた事実。
ウクライナは何もロシア領土に野心を持っていたワケではないにも係わら
ず、無慈悲にもロシア軍の侵攻を許してしまいました。
日本の所謂 "平和教信者" も、この２１世紀も２０年以上経過したという
のに、これが世界で起こっている現実なんだという事を、正面から受け止
めて欲しいですよね。
