[高松宮記念（Ｇ１）]
まー、驚きの結果ですね。３年前の大波乱の再現でしょうか。
好スタートを切ったのはレシステンシア。そのまま馬の気分に任せた
騎乗に見えましたが、如何せん、前半３３．４は幾ら何でも早すぎた。
レシステンシアの前半のラップですが、
昨年の重馬場での高松宮記念（２着）が３４．７
昨年の良馬場でのセントウルステークス（１着）が３３．２
昨年の良馬場でのスプリンターズステークス（２着）が３３．９
今年の重馬場での前半３３．４が、如何に速ラップかは、この数字で
見て取れますよね。ゴール前で、息が上がって失速はやむを得ません
ね。横山武騎手は上手い騎手だけど、余り短距離戦の実績はない騎手
です。そしてテン乗りが、体内時計を狂わしたのか。
あとは＋１８キロの馬体重の増。８キロは余計な気がしました。
レシステンシアに執拗に絡んだジャンダルムも、馬群に沈みました。
勝ったナランフレグは、最後方の一団からインを突いて、上がり 33.9
の末脚で電光石火の如く、突き抜けました。あの後方からなら馬群が
密集するインを突くのは、かなりのギャンブル。まぁ人気を背負わな
かった分の戦法でしょう。
２着ロータスランドは、スプリンター資質の高さを示しました。
３着キルロード、･･･。今年の大波乱の主役ですね。１７番人気･･･。
しかし、位置取りはレシステンシアの直後だったことを考えれば、力
無くしては行えない快走でしょう。地力強化でしょうか。
メイケイエールとグレナディアガーズは、インが伸びる馬場に泣きま
した。騎乗した両ジョッキーのコメントでもあります。
