昨年も180万部減、全然止まらぬ
「新聞」衰退の末路
2021年末に公表された日本新聞協会の最新データで、一般紙の総発
行部数が3000万部割れ寸前まで落ち込んだことが明らかになった。
日本の新聞は高度経済成長期の1966年に3000万部台に乗り、その後
は1990年代末の5000万部超まで拡大した。しかし、その後は下降を
続け、部数減が止まる気配はまったくない。このまま進めば、本年
中に一般紙は3000万部台を割り込むことが確実。高度経済成長以前
の水準にまで落ち込むのも時間の問題になってきた。
以下は、リンク先でご覧下さい。
新聞の基本的収益構造は、新聞社は掲載する広告収入に頼り、
販売店は折り込みチラシの収入に依存しているんですね。
発行部数が減れば、それだけ広告収入の減少に繋がり、新聞社
の存亡がかかってくるというものです。
私は某全国紙とサンケイスポーツを取っていますが、全国紙は
ほとんど読みませんね。読まなくても、ネットニュースで即時
のニュースが見られますから。今時、社説などを読む人もいな
いのではないかな。1紙4千円前後なら、まぁ当面は取るにし
ても、この先の新聞業界は厳しいでしょうね。新聞も有料ネット
配信に力を入れているところですが、これが時代の流れでしょう。
それにネットで流れる情報には、マスコミの自主規制はありません。
ついでに、テレビも SNS に押されています。だって、YouTube の
動画の方が面白いもんね。つまらないお笑い芸人のつまらない漫才
よりも楽しめますからね。まだラジオの方が面白いです。
週刊誌も、例えば週刊文春も「文春オンライン」に力を入れて
いる状況。電子媒体化の流れは止まらまいでしょう。
因みに競馬新聞も、既に廃休刊が続き、今の状況にあるのですね。