日曜競馬 回顧

競馬

[皐月賞(G1)]



いやはや、スタートは決めても行き足がつかず、1コーナーで少し不利を
受けて後方になってしまったコントレイル。福永騎手は先行策を考えてい
たようですが、レースの展開は裏目に出てしまいました。
3コーナーに入る前は「おいおい、大丈夫か?」でしたが、4コーナーに
かけてマクッて進出した際には、「これは勝ったか?」でした。
道中後方で4コーナーでは馬群を少し離れて大外一気を決めるのは、ディ
ープインパクト譲りでしょう。
千六一本槍でワンターンの競馬しかしてこなかったサリオスには、疑問を
呈してましたが、流石は無敗のG1馬だけのことはあります。
もし、二千を経験していれば、いま少し違ったかもしれません。
3着ガロアクリークは、本当ならばもっと前で競馬をしたかったのでしょ
うが、16番枠は厳しかったですね。前の2頭には離されましたが、スプリ
ングSの勝者としての意地は見せました。
1着:コントレイル(ホープフルS1着 G1)
2着:サリオス(朝日杯FS1着 G1)
3着:ガロアクリーク(スプリングS1着 G2)
と、順当な結果でしたね。これで 26,310円つけば御の字。
ホープフルS、朝日杯FSからの直行が良積を残しましたが、これは厩舎
及び放牧先の牧場の調教技術の向上によるものでしょう。
ダービーは圧倒的に皐月賞組の直行が強いのですが、皐月賞については、
トライアルレースの意味が薄れてきたかのようですね。



[アンタレスステークス(G3)]


スタート後に少し躓いて、逃げて馬群を引っ張るどころか、何とか逃げる
メイショウワザシに併走するのが精一杯。
直線に入る頃には既に脚はなくなり、ズルズルと後退。
結果14着のベストタッチダウンと川田騎手。何をやっているのかね。
実はハナにたなければ、戦意を喪失する馬になっていたんですね。