日曜競馬 展望

競馬

[毎日王冠(G2)]


昔の毎日王冠を知る者にとって、今年の毎日王冠京都大賞典の出走メ
ンバーを見ると、昔日の思いがありますね。
昔の毎日王冠は、そこれそG1馬が揃い、天皇賞(秋)の前哨戦として
相応しい格がありました。
今年の毎日王冠でサリオスの出走が無ければ、ローカルG3戦みたいな
ものでしょう。まぁ、嘆いても仕方ありません。調教技術と調教施設の
飛躍的な進歩により、G1といえどもブッツケが普通になりましたから。
コントレイルとの再戦までは、幾ら何でもこのメンバーには負けてはい
けないサリオスです。皐月賞・ダービーとコントレイルには負けました
が、3着馬には決定的な差の2着。世代№2なのですから。
穴を狙うなら、トーラスジェミニとワンダープチュックの出番があるこ
とを期待してもいいでしょう。



[京都大賞典(G2)]


この面子ならキセキでしょうか。鞍上の浜中騎手と手が合うかが少し不
安といえば不安ですね。キセキといえば、土砂降りの極悪馬場の菊花賞
を勝って道悪上手というイメージがありますね。57キロもお買い得。
阪神大賞典での大出遅れだけは勘弁して欲しいですけどね。
相手本線はパフォーマプロミスとキングオブコージ。
パフォーマプロミスは2走ボケだけが不安ですが、そこは仕事師厩舎の
藤原英昭厩舎だけに、まぁ大丈夫でしょう。
キングオブコージはやはり勢いはホンモノですね。しかし横山典騎手は
どんな戦法をとるのでしょうかね。
穴なら、本番ステイヤーズSを見据えてのことながら岩田康騎手を配し
てきたアルバート、前走はコース形態が不向きで京都二千四百は絶好の
舞台の可能性を秘めるアイスバブルあたりか。