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野党の「桜を見る会」追及には
なぜ迫力がないのか


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安倍首相周辺の「桜を見る会」および「前夜祭」の問題は、そう簡単には
説明が付かないようです。と言うことは、安倍首相としては相当な政治的
失点となり、常識的に考えれば極めて腰を低くした政治姿勢が求められる
でしょう。


野党は追及姿勢を強める中で、例えば立憲民主党の枝野代表などは「解散
に追い込む」などと意気込んでいます。ところが、実際に解散となれば現
時点では与党が勝利する可能性が強いわけです。その場合に、勝敗ライン
を下げてでも勝利すれば、一連の問題に関する「民意の洗礼」が済んだと
いうことになるでしょう。


このような現在の情勢を受けて、野党の追及姿勢にはどこか腰の引けた印
象を受けます。その一方で、解散になれば負けるかもしれないが、桜問題
の追及でメディア露出が増えれば、少なくとも自分の議席は守れるだろう......
一部の政治家にはそんな姿勢も見え隠れします。


どうしてスキャンダルを契機に勢いに乗れないのか――それは野党、とり
わけ旧民主党系の政党には「政権担当能力がない」というイメージが染み
付いてしまっているからです。そのイメージは下野していた時の自民党
派手にネガキャンをやった結果であり、実際よりも過剰に悪いイメージに
なっているのも事実でしょう。ですが、そんな愚痴を言っても支持は回復
しません。


では、野党はどうしたら「政権担当能力」をアピールできるのかと言えば、
2019年末の現在、喫緊の課題として突き付けられている以下の問題について、
明快な方針を持つ、これが最低条件だと思います。


以下(略)


www.newsweekjapan.jp


そりゃそうでしょうよ、政権を負かされて一番困るのは、立憲民主党ほか
左派系野党ですもんね。
だいたい、国会で政策論議をしたことがあるのか、政策論議が出来るのか
すら覚束ない連中ですからね。
野党にいれば気楽なもの。政府・与党の政策を代案もロクに出さずに反対
し、普通の社会では職務怠慢とされる審議拒否で楽をして、大型連休も取
り放題じゃないですか。
現在の立憲民主党を始めとする左派系野党は、プロ野党なのですね。
野党が今の野党であり続ける限り、自民党政権は安泰なのでした。