[東京新聞杯（Ｇ３）]
エアスピネルにとっては、最悪の展開になってしまいました。
個人的にはマイネルアウラートが少し離しぎみに逃げるのかと思いきや
ブラックスピネルが行く気配を見せると、あっさりとハナを譲る…。
少なくてもこのレースまで逃げ馬ではないブラックスピネルが作ったペースは
1000m 通過 62.2 上がり 3F が 32.7 という、完全に上がりだけの競馬。
（12.8 - 12.0 - 12.4 - 12.6 - 12.4 - 10.9 - 10.8 - 11.0）
しかし、前半千米が６２．２って何よ。みんな競馬（馬を競う）してる？
この良馬場で勝ち時計１．３４．９って、牝馬限定条件戦かいな。
これでは追い込みに賭けたブラックムーンにロイカバードは用無し。
ブラックスピネルのＭデムーロ騎手は、スタート直後、機転を利かせた逃げ
だったんのかな。明日のサンスポで確認しなきゃ。
２着プロディガルサンは、この完全に壊れたレースでマイル適性云々は言えない
けど、少しは目途がついたかな。
３着エアスピネルは、これまでの上がり最速が 33.9 だったにしては、32.3 で
上がっているので健闘の部類でしょうか。器用な馬じゃないからなぁ。
Ｇ１安田記念といえども、昨年のようにスローペースになることもあり、
Ｇ１競争だから流れるってものじゃないのよね。
今日の敗戦をもってしても、まだエアスピネルは安田記念の有力候補である
事には違いはないでしょう。
３連複は元返し
３連単はマルチの威力で万馬券（15,460円）ＧＥＴ！
[きさらぎ賞（Ｇ３）]
もうね、完全に馬場に高速の末脚を殺されてしまったサトノアーサー。
５Ｒ３歳未勝利芝 2200m の勝ち時計が、2.20.2 という力を要する重馬場でした。
雨が止み、直前の１０Ｒ1600万下芝 1200m の勝ち時計が 1.10.0 、やはり重馬場です。
ここで決心がつきましたね、マルチにしようと。買い目は増えるけど仕方なし。
このような経験もない馬場で、まだデビュー３戦目の若駒に単勝１．４倍は幾ら何でも
ヤリ過ぎでしょう。 そこまで全幅の信頼を置くべきではありませんね。
岡部幸雄元騎手は、「重馬場が上手い馬などいない。要は馬に重馬場でも走る気がある
のかないのかだ」と仰せになりました。
勝ったアメリカズカップは貴重な賞金を確保することが出来ました。
でも、良馬場ならどうだったのよ、と突っ込まれたら 「・・・。」ですよね。
ダンビュライトは、重馬場を他馬が気にする分、このような馬場が向くのでしょう。
サトノアーサーは負けたとはいえ、２着は確保しました。
今日の激走の疲れが取れ次第でしょうが、次は弥生賞か、スプリングＳでしょうか。
同じオーナーのサトノサトノアレス（朝日杯ＦＳ）との使い分けもありますから、
どうなるかは分かりませんが、次走も楽しみにしています。
