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中国の政府債務20%増 13年末で1130兆円 
地方の借り入れ急増 不動産市況悪化で返済厳しく



中国政府の債務残高が2013年末に56兆5千億元(約1130兆円)に達し、前年比で
約20%増えていたことが、政府系シンクタンク中国社会科学院の調査で5日までに分かった。
同院の楊志勇研究員は、「地方政府の債務急増が要因だ」との見方を示した。
不動産市況の低迷に伴う景気悪化が地方財政を圧迫しており、債務削減が急務となっている。



13年末の債務残高の内訳は、国債など政府の有利子負債が20兆7千億元、国有金融機関の
不良債権が3兆8千億元など。一方で同院は、13年末の政府総資産が前年比約10%増の
111兆9千億元に上り、「債務に対応する十分な能力がある」(楊氏)とした。

 


中国の国内総生産(GDP)は13年は名目で56兆8845億元で、債務残高とほぼ同額。
日本の場合、政府債務残高は約1千兆円強で名目GDPの2倍強に達しており、GDP比で
みれば中国政府の方が財政上、健全な面もある。



ただ、同院が指摘した地方政府分の債務残高は別の調査で、10年末の約10兆元から14年末
までで約3倍の30兆2800億元に膨れ上がった。
このうち、どこまでが今回の政府債務に反映されているかは不明だ。

 


地方の債務の膨張は、リーマン・ショック直後の08年11月に中国政府が打ち出した4兆元の
緊急景気対策を受け、地方政府が過大な不動産開発やインフラ建設を繰り広げたことの副作用
とみられる。地方政府は第3セクターを通じ、簿外融資など「影の銀行(シャドーバンキング)」
から多額の資金を調達した。第3セクターに振り当てられた負債が政府債務に繰り入れられて
いない懸念もある。

 


不動産市況の右肩上がりが前提の借り入れだっただけに、返済能力に疑問符が付くケースも出そうだ。



→ http://www.sankei.com/world/news/150806/wor1508060003-n1.html


不動産不況の元凶 ゴーストタウン



日本とシナとの決定的な差は、情報開示の信ぴょう性ですね。
日本も国債・地方債など、国も地方自治体も膨大な借金を
抱えてますが、その借金残高、どこにどれだけの借金があって
そこの財政状態はどうか、などをネットで簡単に調べられます。
国と自治体は、起債残高を隠すことはありません。
正確な数値を公表します。
しかしシナの場合は、政府統計局からの数値からして疑義が
湧いてきます。まして地方政府なんて、上級政府のノルマを
果たした数値を提出します。勿論、改ざんです。
その集計が国家統計局の発表数値ですから、思いっきり嘘八百
なのでしょう。国家統計局も中南海のお偉い人達の顔色を
伺うことは無理もないところ。
株でもそうですが、金融は不透明さを嫌います。
悪いなら悪いで正直に出した方がマシなんですね。
これで元のハードカレンシー化など、とんでもないですよ。
シナの国家債務と地方債務がどれだけか、本当の数値を知りたい
ところですね。