8%は効いています…

競馬


低所得者増加も一因
増税後の消費低迷で岩田日銀副総裁



日銀の岩田規久男副総裁は27日札幌市で講演し、2年で2%の物価目標が実現できなかった
理由として、昨年4月の消費税率引き上げと原油価格下落の二つを挙げた。
その上で、増税後の消費低迷は「低調な雇用環境が長く続いたことによる低所得者層の拡大や、
高齢化の進展による年金生活者の増加も一因」と指摘。
増税の影響が「大方の予想よりも大きく、かつ長引いた」と説明した。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150527-00000057-jij-bus_all



個人的な感想では、感覚的なものですが、消費税が3%→5%
になった時は、それほど増税感はなかったのですが、今回の
5%→8%は増税感がドッシリと肩に重くのしかかります。
賃上げといっても、例えば天下のトヨタの場合ですが
賃上げ分(ベア):4,000円
定期昇給影響分:7,300円
計:11,300円
です。 最高益を更新したトヨタでさえ、この程度です。
関連会社や中小・零細企業に至っては?
まぁオリンピック&復興景気でゼネコンや資材関係は潤って
ますが、他の業種はどうでしょうか。
原油価格の下落は、大多数の企業にとってはプラスに働いて
いるはずです。
低所得者層の拡大とは、給料が上げられない、上げない企業が
増えているということですね。
大企業では採用を増やしている会社が多くなってきましたが
それでも大企業・中小でも優良企業の門は狭いということに
変わりないということでしょうか。
因みに、賃金は必ずしも 大企業>中小企業 とは限りません。