中低所得者層の家計なぞ眼中にない

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日銀総裁「家計が値上げを受け入れている」


日本銀行黒田東彦総裁は6日、東京都内で講演し、商品やサービスの値
上げが相次いでいることに関連し、「日本の家計の値上げ許容度も高まっ
てきている」との見解を示した。さらに、持続的な物価上昇の実現を目指
す上で「重要な変化と捉えることができる」と指摘した。


家計が値上げを受け入れ始めた背景として、黒田総裁は「ひとつの仮説」
と断った上で、新型コロナウイルス禍による行動制限で蓄積した「強制貯
蓄」が影響していると指摘。「家計が値上げを受け入れている間に、良好
なマクロ経済環境をできるだけ維持し、賃金の本格上昇につなげていける
かが当面のポイントだ」と述べ、強力な金融緩和を継ける考えを強調した。


講演中、対ドル円相場は1ドル=130円台後半で推移。黒田総裁は「安
定的な円安方向の動きであれば、わが国経済全体にはプラスに作用する可
能性が高い」との見解を改めて示した。


10日には、訪日外国人客の受け入れが再開される。これについて、黒田
総裁は「感染症による強い下押し圧力を受けてきた地方の中小サービス業
企業にメリットをもたらす」と期待感を示した。


news.yahoo.co.jp


何でこんな奴が、日本銀行総裁を務めているんでしょうか。
>家計が値上げを受け入れている間に、良好なマクロ経済環境をできるだ
>け維持し、賃金の本格上昇につなげていけるかが当面のポイントだ
一体全体、どこの家計が商品の値上げを受入れているのでしょうか。
例えば、2022年3月期決算は、大手企業では過去最高益を出しているとこ
ろも多いのは確かですが、同時に発表された 2023年3月期決算の見通しは
多くの企業が原材料高を理由に、引き下げています。
米国のように賃上げで消費意欲が高まってのインフレで、それを止めよう
FRBがFOMCで利上げに方向転換をしているのとは大違い。
日本はただ単に、賃金の上昇なくして消費者物価が上がっているだけであ
り、家計が値上げを受入れているわけでは絶対にありません。
物価が上がり、経済は停滞、賃上げもなければスタグフレーションでしょう。
物価高は高所得者層には余り影響はないでしょうが、中低所得者層には
悪影響が直撃です。日銀総裁の頭の中にある「家計」とは、どこの家計
なのでしょうか。