日曜競馬 回顧

競馬


[中山牝馬ステークス(G3)]



◎マイネグレヴィルが気分良く3番手追走で4コーナーを回った時、
これは勝てるかも、2着ならありそうだ、などと考えましたが
直線でパッタリ止まってしまいました。
千米通過が59.2、上がりが48.3−36.4。
最後はズブズブの展開で、勝ったバウンスシャッセの上がり最速で
35.0。牝馬限定のハンデG3なら、この程度は平均ペースのハズ
なのですが、先行組3頭が揃って直線で沈んだところを見ると、
この力の要る馬場が応えたのかもしれません。
バウンスシャッセは後方待機、アイスフォーリスは中団やや後ろ、
パワースポットに至っては最後方での追走。
確かに後方からの競馬で成績を上げてきたパワースポットですが
幾ら何でもドン尻から行くなよ、大野君。
3歳時には同コース・同距離のフラワーカップ(G3)を勝っている
バウンスシャッセ。これで中山芝(3001)。着外は皐月賞
出馬した時のもの。脚質的にも距離的にも中山との相性はいいですね。
アイスフォーリスはお疲れ様。いい仔を産んでくださいね。






[フィリーズレビュー(G2)桜花賞TR]



テン乗りのM・デムーロ騎手が後ろに下げた時は、おいおい大丈夫かよと
少し心配しましたが、4コーナーで大外を回して差し切った時には、強い!
と素直に思いました。クイーンズリング。他馬とは格の違いを見せ付けました。
これで3戦3勝、桜花賞はM・デムーロ騎手でしょう。
ただ、馬体重が発表されて−20kg・444kgと知って、輸送もないのに
何で?と思いましたね。けど、パドックでは落ち着いていたので、これなら
イケると思いました。
ただ、これだけ馬体重を減らした上の激走は、次走に響かないかなぁ。
桜花賞までは時間的余裕はありません。
どれだけ丁寧にケアをして、今回の走りの疲労を取ることが大切ですね。
厩舎スタッフも馬以上に正念場でしょう。