土曜競馬 展望

競馬

[初茜賞(2勝クラス)]


牝馬限定の2勝クラスの定量戦。13頭ということで枠順の有利不利も
なく、力が試される一戦。
追い込み脚質から前に付ける競馬を覚えて、一変したブルーカルセドニー
が軸には最適。門別で鍛練を積み、3戦で中央の流れに慣れたのでしょう。
特別戦だけに楽ではないけど、そこは横山武史騎手の腕の見せ所。
中山ダ千八なら、戸崎、ルメールデムーロが当面の相手ですね。
穴なら、中山に良績はなくも2勝クラスなら通用していい北村宏のアサク
サマヤ、ナーシステソーロにペイシャオウユーの3頭か。



[若駒ステークス(L)]


言わすと知れた出世レース。ディープインパクトの強烈な印象が、今でも
思い起こされます。
前走は5Fを66.3というドスローで行き、4コーナーで前を射程圏に
捕らえて、直線で後続を突き放したメイショウラナキラを指名。
1戦1勝の身なれど、このメンバーなら通用していい。
何のミスもない泉谷騎手は乗り替りに内心不満でしょうが、南井厩舎が早々
松山弘平騎手に依頼するところを見ると、この馬への評価・期待感の現
れが見て取れます。
相手は、横山典弘騎手が手綱を取るエンタングルメント。前走は桜花賞
意識した参戦でしたが、千六の競馬は忙しかったようですね。
恐らく1番人気はリアド(ディープインパクト産駒)でしょうが、確かに
新馬戦はインパクトのある勝ち方でしたが、あれは福永騎手の手綱。武豊
騎手に乗り変わってどうか。調教で感触を確かめたでしょうけど。
勿論、川田将雅騎手も無視は出来ないものの、潜在的素質は既に示したよ
うな気がしますので、△でしょうか。