[菊花賞(G1)]
ジンクス・・・。
菊花賞には色々なジンクスがありますが、その最たるものが
皐月賞を勝っていないダービー馬(1冠)が菊花賞を勝った例は
1973年のタケホープだけ、ということ。
スペシャルウィークなど、ことごとく負けています。
そして、皐月賞最先着馬 vs ダービー最先着馬は、皐月賞最先着馬の
25勝17敗になるようです。
日本のホースメンの夢であるダービーを制した馬が、何故、皐月賞馬
より分が悪いのか。
主な理由は、皐月賞をダービーと比較して現実より下に見ていること
ですね。
小回り中山二千に勝っても、たいしたことじゃないよ、と。
それよりチャンピオンコースの府中の二千四百だよな、と。
皐月賞の出馬表を見ると、各々が別々のTRなどを使い、本番では
初顔合わせの馬達が多い事ですね。
つまり、重賞を勝ったり、トライアルなどで権利を取って出走した馬に
とっては、デビュー以来のトーナメント戦の頂点を目指すことになります。
似たような例の一つに、ケンタッキーダービーがあります。
実は米国三冠クラシックの第1戦が、Kダービーなんですね。
チャーチルダウンズに集まった出走馬は、それこそ米国大陸の西から
南から東から集結してきます。ほとんどの馬は初顔合わせです。
そこを勝つのは、新馬戦以来のトーナメント戦を勝ち上がったワケで
その価値を高く評価するのが、米国ですね。
さて、菊花賞。
強力な逃げ馬不在で、サングラスやシャンパーニュあたりが引っ張る
流れは、スローで淡々として流れるでしょう。
◎トゥザワールド。皐月賞2着馬です(ワンアンドオンリーは4着)。
通算成績(4301) 京都芝3戦3勝
崩れたのはダービー(5着)のみ
対するワンアンドオンリーですが
通算成績(4303) 京都芝(0100)。
セントライト記念は同世代ナンバーワンと思われるイスラボニータの
2着。 明らかに菊花賞を念頭に置いた走りでした。
ワンアンドオンリーの神戸新聞杯ですが、こちらも本番前の一叩き
でしたね。最後は負けられないので渾身の鞭を振るった横山典騎手ですが
馬に余計な負担をかけてしまいました。
私ごとですが、この横山典騎手とは、馬券での相性は最悪に近いものが
あります。横山典騎手は後方一気が好きだと公言している騎手なので
人気馬でよく負けてくれますよ、全く!
馬券ですが馬連で手広く流します。
14−(1・2・4・6・10・12・15・16・17)