シナ 地方から崩壊

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中国連続爆破、地方都市に渦巻く不満
黒い車中心に捜査続く



中国山西省省都・太原市の共産党委員会前で起きた連続爆発事件。背景はまだ明らかになっていないが、
標的となったのは、貧富の格差が年々拡大し、都市開発のための土地収用、大気汚染、食の安全など様々
な不満や不安と背中合わせで庶民が生きる街だ。中国の多くの地方都市と共通する点がある。



共産党委のビルの裏側にある陳情の受付窓口。65歳の男性が門をつえでたたき「年金を払え」と訴えていた。
男性は30年前に炭鉱で勤務中に負傷し、月2000元(約3万2500円)の年金を約束されながら、1200元しか支給
されていないと主張した。

 

窓口の隣で宝飾店を営む60歳代の店長は「3〜5人規模の抗議活動はほぼ毎日起き、数十人に膨らむことも
ある」と話す。冤罪(えんざい)を意味する「冤」と書いたTシャツを着て抗議する人が多いという。

 

抗議活動が過激になるのは、土地収用に関するケースだ。中国では地方政府主導で市民を強制的に立ち退かせ、
マンションやショッピングモールの開発を推進することが多い。太原市内でも新しい高架橋を建設するために
村が1つ丸ごと取り壊された。市内のマンションに移るには立ち退き料ではとても足りない。


 
太原に駐在して3年になるJXグループの高橋裕・山西日本能源潤滑油副総経理は「今年、やり手の市長が
就任し、道路拡張工事が一気に増えた」と語る。

 

山西省は石炭生産量で国内2位。2011年ごろには「石炭バブル」と呼ばれるほど好況に沸いたが、直近は価格が
下落している。閉塞感も強まるなか、「高級外車を買う富裕層もいれば、バケツをトイレ代わりに使う貧困層
もいる」(高橋氏)という格差が縮む気配はうかがえない。

 

山西省の公安当局は7日、捜査を続けた。現場の監視カメラには、爆発物を仕掛け、黒い乗用車で立ち去る容疑者
の姿が映っており、同種の車を中心に調べているもようだ。




→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0703Y_X01C13A1FF1000/



橋建設のため、一村丸ごと立ち退きさせられた呉家堡村(山西省太原市)



>標的となったのは、貧富の格差が年々拡大し、都市開発のための
>土地収用、大気汚染、食の安全など様々な不満や不安と背中合わせ
>で庶民が生きる街
>高級外車を買う富裕層もいれば、バケツをトイレ代わりに使う貧困層
>もいる

まぁ、ここでは何度も指摘してきました事項ですね。
要するに地方・中央政府の腐敗と強権を発動して、人民の貧富の差やら
人民のための政策を疎かにしてきた結果です。
シナ共産党は政党ではなく王朝なんですね。清王朝に続く王朝。
独裁政党という名の王朝です。
シナ人は4千年の歴史から脱皮することは出来ません。
故に王朝と利害関係のない一般庶民など知ったことではありません。
出世出来るのは王朝幹部の子弟と党と組んで金儲けに長けた連中しか
門とは開いていません。 
連続爆破事件は、虐げられ続ける少数民族と絶対多数を占める
党に不満を持つ人々の宣戦布告ですね。