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3中総会直前 習近平政権メンツ失う



9日から開かれる中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第3回総会(3中総会)の直前に、
山西省党委庁舎前で起きた連続爆発事件は、今後の政局に影響を与える可能性をはらんでいる。
北京の天安門前で車両突入事件が起きたのはわずか9日前。
各地で警戒態勢を強化している最中に、党施設のすぐ前で爆発が起きるという前代未聞の事件が発生、
習近平政権はメンツを失う結果となった。



習政権の政策路線を本格的に決める3中総会に向けて、党内人事や、政策の主導権をめぐる争いが
激しさを増す中、事件の責任を問う動きが出てきそうだ。

 

現在、山西省のトップを務める袁純清・党委書記は、胡錦濤国家主席がかつて率いた党の下部組織、
共産主義青年団出身者で、李克強首相の大学時代からの友人でもある。
一方、同省ナンバー2(党委副書記)の李小鵬省長は李鵬元首相を父親に持ち、習近平国家主席と同
じく太子党グループに属している。

 

袁純清、李小鵬両氏の関係の難しさは共産党関係者の間でよく知られており、今後、責任の押し付け
合いが激化し、余波が政権に波及する可能性もある。

 

石炭の産地である山西省は貧富の格差が最も大きい地域の一つとして知られる。炭鉱掘削をめぐる土地
収用や環境汚染をめぐり、地方政府と住民のトラブルも多い。
発破用の火薬などが比較的容易に入手できるとも指摘されている。

 

山西省政府はちょうど5日に常務会議を開催し、経済問題などについて検討したばかりだった。
また、先月下旬から、党中央規律検査委員会の調査チームが同省を視察しており、今回の事件はこうした
機会を狙って計画的に仕組まれた可能性もある。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/131107/chn13110700510001-n1.htm



>石炭の産地である山西省は貧富の格差が最も大きい地域の一つ
>として知られる。炭鉱掘削をめぐる土地収用や環境汚染をめぐり、
>地方政府と住民のトラブルも多い
そんな場所ですから、賄賂に強権発動などの党腐敗の温床になって
いるワケですね。 共産党がガッチりと利権を握ってるワケです。
炭鉱掘削のためなら土地収用は問答無用、環境汚染対策など一文の
銭にもならない、と。
習主席も悪い時期に、そのポストに就いたものです。
内陸部と沿岸部の経済格差、農村部と都市部における貧富の格差、
中央・地方を問わずの党の腐敗、公安当局の傍若無人で暴力的な
振舞い、などなど・・・。そして熾烈な権力闘争が絡みます。
大丈夫なのかね? 知ったこっちゃないけど。