米国世論は・・・

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シリア攻撃、議会承認求める 米大統領が決断先送り




オバマ米大統領は8月31日午後(日本時間1日未明)、ホワイトハウスで声明を発表し、
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定したことを受け「シリアに対し軍事
行動を取るべきだと決断した」と表明した。同時に、軍事介入の承認を議会に要請する
考えを明らかにした。大統領が軍事介入の承認を事前に求めるのは極めて異例。
休会中の米議会は9日に審議を再開する予定で、軍事介入の判断を事実上先送りした。



シリア軍事介入で議会承認を要請へ。オバマ米大統領ホワイトハウスで声明を発表した。
上下両院は9日以降に軍事介入を承認するかどうか採決する予定。議会では賛否が混在
しており、現時点では承認されるかどうか不透明だ。

 


オバマ氏は議会の承認を得られれば今月中旬以降にも軍事介入に踏み切る見通し。
一方、議会が否決する場合、そのまま軍事介入を取りやめるかどうかは明らかでない。
軍事介入を断念すれば、化学兵器使用は越えてはならない一線と警告してきたオバマ
自身の発言の信頼性にかかわることになる。

 


声明発表に先立ちオバマ氏は、共和党のベイナー下院議長や民主党のリード上院院内総務ら
議会指導部に軍事介入の決断を説明。議会に了承を求める意向を伝えた。1日も議会指導部に
シリアへの軍事介入の理解を求める。




→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM01002_R00C13A9MM8000/


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「シリアでサリン使用」物証入手 米国務長官、議会承認に自信



ケリー米国務長官は1日のCNNテレビで、シリアで8月21日に神経ガスサリンが使用
されたことを示す髪の毛と血液サンプルを入手したと明らかにし、シリアのアサド政権に
よる化学兵器攻撃を補強する証拠だとの考えを示した。

 


また、シリアへの限定的な軍事介入に対する米議会の承認に自信を表明。
オバマ大統領には「米国の安全を守るため、いつでも必要な措置をとる権限がある」とも
指摘し、議会承認がなくても攻撃に踏み切ることは可能だと強調した。

 


ケリー氏は、サリン使用を示す物証は国連調査団とは別に、適切なルートを通じて米国が
独自に得たと述べた。米政府が8月30日に公表した化学兵器攻撃に関する報告書には、
化学兵器使用を科学的に示す証拠は含まれていなかった。



→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0101J_R00C13A9000000/





(CNN) 化学兵器使用疑惑が深まるシリアへの軍事介入に米国民の半数が反対して
いることが最新世論調査で31日までにわかった。武力行使の支持は42%だった。



ただ、軍事介入が化学兵器攻撃に関与した軍部隊や施設のみを狙う巡航ミサイル攻撃に
限られた場合、50%が支持、反対は44%との結果も出た。



オバマ大統領は30日、シリアのアサド政権が自国民に化学兵器攻撃を行ったことに疑問は
ないとする報告書を発表。その上で、限定的な武力行使を容認する考えを示唆した。



NBCの世論調査結果によると、79%がオバマ大統領はシリアへの軍事介入に踏み切る前、
連邦議会の同意を得るべきだとした。



回答者5人のうち1人はシリアへの軍事攻撃は米国の国益にかなうとしたが、3分の1は
逆の意見だった。この設問では回答者の約半数の考えが固まっていなかった。




米国の軍事介入がシリア情勢にもたらす影響については、27%が同国国民の生活の向上など
につながると回答。10人のうち4人超がこの意見を支持せず、30%はわからないだった。




NBCの調査は8月28〜29日、全米の成人700人を対象に電話で実施した。



→ http://www.cnn.co.jp/usa/35036633.html



揺れてますね、議会も国民も。
アサド大統領軍施設に爆撃をしようとも、米国民の利益には
直接結びつきません。
しかしそこはアメリカ、ジョン・ウェインが体現したアメリカの
正義が、まだまだ米国人の血の中に流れているようですね。
ただ心配なのは、シリア軍事施設を爆撃すれば、当然、アサド
シリア政府からの反撃があることですね。
そうです、テロ行為ですね。自爆テロなど朝飯前でしょう。
空爆後”も含めて、揺れているのかもしれません。