為替は水もの

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NY円、対ドルで一時99円台後半に上昇 
FOMC議事要旨受け



10日午後のニューヨーク外国為替市場で円がドルに対して一時上昇幅を広げ、1ドル=99円61銭
近辺と約1週間ぶりの円高・ドル安水準を付けた。午後2時(日本時間11日午前3時)発表の
連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、米金融緩和の早期縮小への警戒感がやや和らぎ、
ドルに売りが出た。



議事要旨によると、多くの委員が「(量的緩和に伴う)資産購入のペースを落とす前に、労働市場
の見通しが一段と改善する必要がある」と指摘。さらに「資産購入の終了後もかなりの期間、異例に
低い政策金利を維持するのが適切」という点で委員の意見は大筋一致したという。
外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が雇用情勢を見極めながら慎重に先行きの政策を判断
するとの見方が広がった。

 


一方、「資産購入策は今年中に終えるのが適切」と主張する会合参加者も約半数いた。FOMC内の
意見にはなおばらつきがあるとの受け止めから、売り一巡後のドルには買い戻しも入った。

 


午後3時45分現在の円の対ドル相場は前日比95銭円高・ドル安の1ドル=100円15〜25銭で推移している。

 


ドルはユーロに対しても売られ、1ユーロ=1.28ドル台後半で推移している。一時は1.2949ドル近辺
までユーロ高・ドル安が進んだ。前日終値は1.27ドル台後半だった。

 

市場はこのあと午後4時10分(日本時間11日午前5時10分)に始まる予定のバーナンキFRB議長の
講演に注目している。



→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL100SN_Q3A710C1000000/




FRB議長「中銀の理論や実行は固定的でない」 柔軟姿勢強調




米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は10日、米東部マサチューセッツ州ケンブリッジで講演し、
中央銀行のあり方について「中銀の理論や実行は決して固定的ではない」と指摘した。
金融政策を経済状況などに応じて柔軟に見直す姿勢を示唆した。講演はFRB設立から100周年に際して実施。
開始と同時に発表した草稿の中で指摘した。


→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL1100Z_R10C13A7000000/


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しかし近年稀に見るジェットコースター相場ですね。
値上げ・値下げ幅が1円を超えても何とも思わなくなりました。
それだけ、経済情勢や長短金利の動向、そして各国の金融政策を
反映し、振り回される毎日ですね。
バーナンキ議長講演を受けて、量的金融緩和措置の縮小懸念は
和らぎました。
市場にじゃぶじゃぶになったお金は、株式市場、商品市場、FX市場
などに流れていくんですね。
本来の政策目的とは違うんですけどね・・・。