隣人に恵まれない日本

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台頭する武闘派 ロシアの米大使館員拘束、露骨な強硬路線へ



発足から1年余りが過ぎた通算3期目のプーチン・ロシア政権では、治安・特務機関の幹部や出身者
などシロビキ(武闘派)の影響力が増している。今月8日には、かつて「灰色の枢機卿」と呼ばれ、
後にリベラル派に傾斜したスルコフ副首相が解任された。
米外交官がスパイとして拘束された事件も、欧米諸国や反政権派への強硬路線を主唱するシロビキの
台頭を反映していよう。


2000年に1期目の大統領に就任したプーチン氏は、指導部の要所にシロビキとリベラル派を配し、
バランスを考慮した政権運営を試みた。その重心は徐々にシロビキに傾いたものの、08年にはリベ
ラル派のメドベージェフ現首相を中継ぎの大統領に据え、改革への意欲を見せもした。

 

だが、プーチン氏の大統領復帰後は両派のバランスが大きく崩れ、シロビキ主導が鮮明になった。
旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のイワノフ大統領府長官や国営石油「ロスネフチ」のセチン社長、
連邦捜査委員会(SK)のバストルイキン委員長といったシロビキの存在感が高まる一方、メドベー
ジェフ首相の権威は完全に失墜した。



本人の辞意に基づくスルコフ氏解任の根底にも、同氏と強硬派の路線対立があったと考えられている。

 

広告業界出身のスルコフ氏はプーチン氏の前回大統領期に大統領府副長官を務め、ロシアには独自の
民主主義があるとする「主権民主主義」の概念を打ち出すなどクレムリンの理論家として知られた。
ただ、メドベージェフ前大統領期にはリベラル寄りの姿勢を見せ、11年末には大規模デモの責任を
取る形で内閣に転出した経緯がある。

 

「スルコフは(反対派を)投獄するよりも(民主主義の体裁を取り繕う)政治的術策や欺瞞の方が効果的
と考えていた」。反政権派のネムツォフ元第1副首相はインタファクス通信にこう語り、スルコフ氏解任は、
政権がシロビキ流の“力業”に走っていることの表れだと述べた。

 

プーチン政権はこの1年間、反政権派や市民団体を萎縮させる新法を相次いで制定し、反プーチンの有力
ブロガー、ナワリヌイ弁護士は横領容疑などで起訴された。政権は、欧米が反政権派に資金援助している
といった排外的主張も強めており、主要テレビ局は米外交官の拘束事件を大々的に報じている。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/130515/erp13051523030002-n1.htm



まぁプーチン大統領自身、旧KGB(国家保安委員会)出身ですから
穏健派ではないことは確実ですね。
北方領土も石ころ1つ、日本に渡すことはないでしょう。
シナに対抗するために太平洋艦隊の増強ですか。
シナも何やら毛沢東主義を唱えるようになった習主席ともども、
まったく隣人には恵まれない日本ですね。