結局はシナの民度の問題です

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大気汚染、貧困、汚職 中国・習政権が直面する数々の難題



中国では、全国人民代表大会全人代)で習近平国家主席李克強首相など国家部門の指導者が
選出され、新政権は大きな課題を背負って船出した。(フジサンケイビジネスアイ


全人代の初日、引退した温家宝首相が政府活動報告(政府報告)をし、これまでの胡錦濤温家宝
時代で年平均10%の高度成長を維持、国内総生産(GDP)で世界2位になった実績を誇示した。

 

しかし高度経済成長のひずみに起因する諸課題についても率直に認め、経済格差の是正に向けて
2013年度の成長率を7.5%とし、物価上昇率を3.5%に抑えるとした。

 

直面する諸課題への対策としては、折からの北京市などの大気汚染の深刻さもあって政府報告は、
汚染対策の法治化に重点を置くことを表明した。

 

しかし大気汚染は、急速な自動車社会を迎えて排気ガスが増えただけでなく、燃料として消費される
ガソリンの脱硫などでの品質が先進国に比べて劣ることが主要因とされている。
燃料の品質改善には巨大石油3社に設備投資を迫ることになるが、利潤追求を最優先させる石油会社が
国有企業の特権の上に党政権と癒着して応じようとしない問題が指摘されている。



政府報告はまた、貧困撲滅、食品の安全監督の強化など国民の身近なテーマも挙げており、予算措置
として社会保障・雇用関係は13.9%増、医療衛生予算は13.2%増などが目立っていた。

 

次いで農地の確保や農民の財産権の保護も謳われ、大都市の規模抑制と中小都市の発展強化なども盛り
込まれている。これらバラ色の計画が、20年に小康社会の全面実現の目標との関連で、どこまで真剣
に追求されるか、その実行状況が注目される。

 

さらに経済発展に伴って多発してきた官僚の汚職・腐敗問題の拡大について、同報告は法律による監督
の強化を強調したが、このテーマは習近平国家主席も重視しており、党中央紀律検査委員会の活動が
積極的に進められている。党・政府幹部の資産公開を柱とした反腐敗法が制定された。
このような汚職摘発の裏には国外に流失した違法資金が12年に1兆億ドルともいわれる規模になり、
不正防止は喫緊の課題となっている。

 

このように習近平指導体制が本格始動するに当たって、経済高度成長のひずみに起因する諸課題が累積
される中、実効ある対策が進められるのか、待ったなしの取り組みが注目される。
拓殖大学名誉教授・茅原郁生)



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/130326/chn13032611120003-n1.htm



まぁ、問題ありすぎの国ですので、何から手を付けては分からない
かもしれませんね。
官吏の汚職など、シナ3000年の歴史の中を泳いでいるようなもので
一朝一夕には終わらないでしょう。
官吏になれば一生安泰、優秀な子弟なら科挙を目指したわけですね。
環境問題は企業側が難色を示し、シナの地域格差是正も人知の及ぶところ
ではありません。
よって、国民の不満の目を外に向けよう、と…。