日曜競馬 展望

[阪神ジュベナイルフィリーズ（Ｇ１）]

かつては、クラシックを意識するというよりも、早熟な馬が活躍して
いたような気がします。　函館２歳Ｓのような（笑）。

しかし、馬場改修後は、そのウイナーには、ウオッカ、トールポピー、
ブエナビスタ、アパパネと、その後大活躍する馬の登竜門的なレース
になりましたね。ここ２年は怪我などで活躍はしていませんが。
２歳戦の難しさは、今までに出した能力と本当に秘めている能力が
分からないことですね。まだ数戦しかしてませんし、芝かダートか、
短距離か中距離か長距離か・・・。どれがベストな組合せなのかは
まだ未知な部分が多いですよね。
ここでは今までに出した能力＋未知の魅力（血統など）を足し上げて
予想をしてみます。
１番人気が予想されるコレクターアイテムですが、前走は素晴らしかった
ですね。この馬、スタートにやや難がありまして必然的に後方からの競馬
になりましたが、４コーナーでは１０番手あたりにいてインを突いて
上がり３３．９でアユサンの猛攻（上がり３３．５）を併せ馬で振り切って
の勝利。デイリー杯でも上がり３３．２ですので、末脚の確かさは
認めてもいいんじゃないでしょうか。
その時の上がりのラップですが

コレクターアイテム　１１．６−１１．６−１１．７（千四通過１．２２．１）

ゴール前にして全く落ちてませんね。

次にサウンドリアーナですが、ファンタジーステークスを１．２０．８で
後続を３馬身差でブッ千切りました。　千四で３馬身差は決定的です。
で、その時の上がりのラップですが

サウンドリアーナ　１１．８−１１．５−１１．６

これまたゴール前にしてもスピードは落ちていません。

個人的には、サウンドリアーナ、コレクターアイテム、アユサンで
決まるような気がします。
中でも◎はサウンドリアーナにします。
コレクターアイテムが１．３３．８（府中）のレコードホルダーなら
サウンドリアーナは閉幕２週前の傷んだ馬場での新潟２歳Ｓで、僅差の３着
ながらレコードと０．１差の１．３３．６があります。
鞍上もデムーロなら文句無しです。少なくても浜中騎手、丸山騎手よりも
この点では１歩リードでしょう。
阪神の外回りは、京都の外回りのように直線ではバラけません。
直線一気にかけるなら、大外か中央を回るしかないでしょう。

でもまぁ、本音では、この師走競馬で１番人気から買ってられっかよ！
という気持ちが強いことも本音ですね（笑）。
コレクターアイテムがきたら、ゴメンナサイです。
今年の阪神ＪＦは、素質馬が揃い楽しみな競馬ですね。

馬券は馬連
３−（１・５・６・８・１５・１８）

[カペラステークス（Ｇ３）]

千四ならセイクリムズンでしょうが、千二なら◎ティアップワイルドを推します。
因みに当該レースは２年連続２着です。　３度目の正直といきたいトコです。
１番人気のスリーボストンは強敵ですが、距離実績とコース実績に若干の差が
あると見ます。

ティアップワイルド　千二（４・３・０・１）中山（３・２・０・０）
スリーボストン　　　千二（６・２・１・３）中山（１・０・０・１）

おまけにティアップワイルドは斤量がトップハンデの５７．５、５８キロを
背負ってでも勝っています。それが今回は５６キロ。
でもスリーボストンには柴田善騎手が乗るしなぁ、と後ろ髪を引かれる思いで
◎ティアップワイルド（石橋脩騎手）に託します。
しかしダートはどうしようもないほど、西高東低ですねぇ。

馬券は馬連で
１５−（３・４・５・７・９・１３・１４）

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