鉄道事故、不満爆発の起爆剤に・・・

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中国政府、国民の怒り読み誤る 爆発寸前に



中国高速鉄道事故で温家宝首相が現地を視察するとともに、異例の速さで原因に関する中間報告も行われた。
事故対応への批判の高まりを受けた形だが、一連の対応を見ると、中国政府には当初、今回の事故がここまで
大きな国民の怒りを招くことはないとの読み誤りがあったのは間違いない。

 
国民の間では経済発展に伴う貧富の格差や後手に回る貧困層への対策、官僚の腐敗、さらには食料品価格の
高騰などに対する不満が充満している。
大々的に技術水準の高さを宣伝してきた高速鉄道の大惨事に対する怒りは爆発寸前だ。

 
刑事責任追及の方針明確化など中央政府としては沈静化に向けやっと第一歩を踏み出したが、今回の対応で
高まる政府不信が収束する可能性は低い。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/110728/chn11072814050006-n1.htm




鉄道省は残れ」 怒声飛ぶ温首相会見場



鉄道省は残れ」「説明しろ」。
28日午後、浙江省温州市の高速鉄道事故現場で行われた温家宝首相の記者会見後、中国メディアの記者から
首相に同行していた鉄道省関係者に向けて怒声が飛んだ。

 
会見を終えた温首相が現場を去ろうとした瞬間だった。
事故後に先頭車両を壊して埋めるなど不可解な対応を取った鉄道省に対し、説明責任を果たすよう記者らが
大声で要求した。

 
怒声は温首相にも聞こえたはずだが、振り返ることなく、会見場を後にした。
司会役の国務院(政府)新聞弁公室幹部が慌てたように手を振り、記者に対し、静かにするように求めた。

 
中国メディアの記者は「(当事者の)鉄道省の責任者が出てくるのが何よりも大切ではないか」と憤っていた。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/110728/chn11072819240011-n1.htm


まぁ人民は兎も角、マスコミも今回は怒り心頭の様子。
反政府的な記事は書かないシナメディアが、逃げ回る鉄道部の不始末の
徹底究明を主張しています。
これも、日常苦々しく思っている、
>国民の間では経済発展に伴う貧富の格差や後手に回る貧困層への対策、
>官僚の腐敗、さらには食料品価格の高騰などに対する不満が充満している
ことに対する不満が爆発したのでしょう。
任期が迫る胡政権にとっては大きな痛手になりましたね。