日曜競馬 回顧

競馬

[東京優駿日本ダービー)G1]



昨日からの降雨により、雨天の中で日本ダービーを迎えました。
2年前のロジユニヴァースが勝った泥田馬場まで悪くはありませんが、
それでも芝の表面だけでなく底まで雨で緩んだ馬場になりました。


レースラップですが、
千米通過62.4、前半75.4−後半75.1=2.30.5
(12.7 - 11.3 - 12.8 - 13.1 - 12.5 - 13.0 - 13.2 - 12.8 - 12.6 - 12.3 - 12.2 - 12.0)
二千四百米を走って、前後半が0.3しか違わない平均ペース。
位置取りに関係なく、展開だけなら、どの馬にもチャンスがありましたね。
ただし、そのために馬のスタミナと底力を試されるレースとなりました。
オルフェーヴルは、スタートは互角でも外から馬が次々にきてしまい
道中は、心配になるくらい後方待機、折り合って人馬一体で進んでました。
この不良馬場は、普通なら先行勢が有利になるのですが、そんな常識を
打ち破って、直線34.8の末脚を繰り出しての完勝劇。
直線途中ではナカヤマナイトなどに進路を塞がれそうになりましたが、
そんなの関係ねーよ!とばかりに馬群を突き抜けました。
この道悪馬場をラスト 12.3 - 12.2 - 12.0 と加速したのは圧巻!
7458頭の頂点に立つと伴に、二冠馬の誕生でした。
折り合いに心配のないこの馬なら、三冠も前途洋洋ですね。
ただ、この極悪馬場でメイチの競馬をしただけに、疲労度は相当なものでしょう。
上手く夏を乗り越えて欲しいところです。
それにしてもステイゴールド産駒は、道悪得意で斤量にも強いと、
今後も活躍馬を多数輩出しそうですね。
2着のウインバリアシオンは、相手はこの1頭とばかりにオルフェーヴル
目標に進みました。最後、大外を最速34.7の豪脚を繰り出しましたが
1-3/4差まで喰いつくのが精一杯。 3着は更に7馬身差。
余談ですが、マサカこの馬が単勝10番人気とは思いませんでした。
青葉賞馬にして屋根がアンカツです。個人的には4,5番人気かなと
思ってましたので、お陰でいい配当(馬連3380円)をいただきました。


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