[アメリカジョッキークラブカップ(G2)]
実に不可解な乗り替わりですね。勿論、ダノンデサイルです。
横山典弘騎手が陣営に「他の騎手で試してみれば?」の進言で戸崎に ...。
ということなのですが、そもそもデビュー時から主戦騎手として調教でも
競馬を教えてきて、日本ダービーを勝った横山典弘騎手の言葉とは思えま
せんねぇ。一体、何があったのでしょうか?
そもそも、ダービー馬が有馬記念を使って、翌年のAJCC参戦なんて
史上初のローテーションです。因みに、スペシャルウィークは有馬記念は
使っていません。馬も、戸惑うローテじゃないの?春はどこを狙っての
参戦なのでしょうか?この厳寒期に使う意図は?
ここは中山二千二百のマイスター◎レーベンスティールでいいでしょう。
ここを勝てば、セントライト記念・オールカマーと合わせて、中山二千
二百G2の三冠達成です。G1では少し足りないだけに、天皇賞(秋)
からの狙ったプランだったハズです。
相手は、余り気は進みませんが、ダノンデサイルとコスモキュランダに、
叩き2戦目でボルドグフーシュ。
ただし、この3頭は人気を背負って沈んで欲しいですね。
それ以外の妙味として、中山金杯はハイペースで先行勢で唯一残った
ボーンディスウェイ、オールカマーのように可愛がってもらえばアウス
ヴァール、馬場が全く違えど昨年の覇者で乗れるキング騎手でチャック
ネイト、運気が向いている「ニシノ」印で着順ほど負けてないニシノ
レヴナント、一発あれば無欲の追込みでアラタ。
[プロキオンステークス(G2)]
まぁ、アレです。JRAのセンスの無さには呆れ返るだけですね。
プロキオンステークス? 初夏の阪神・中京のダート1400mでしょ?
それなのに、レース名をこちらに持ってきて、7月最終週に東海ステークス
(G3)を開催するというセンス。
東海ステークスといえば、昔は東海ウインターステークスといい、丁度
阪神ジュベナイルフィリーズと同じ日に、中京競馬場の長距離戦として、
歳末の名物レースだったんですね。確か、たった一つのダートグレードG2
だったんですよ。何で東海ステークスとプロキオンステークスを入れ替える
必要性があるのでしょうか? 意味不明ですな。
ここはマトモなら4頭の競馬です。
◎オメガギネス、ドゥラエーデ、サンライズジパングとカズペトシーン
の競馬ではないでしょうか。
ドゥラエレーデは、外国人騎手、ムルザバエフかムーアとかじゃないと
動かないような感じですね。事ここに至っても主戦騎手がいないのは、
どんなものでしょうか。サンライズジパングは武豊騎手が騎乗停止になり
運よく坂井瑠星騎手を引き当てました。が、テン乗りです。
カズペトシーンは中京が得意で勢いがあります。遅咲きで、漸く馬に
実が入ったという感じでしょうか。
オメガギネスは、昨年のフェブラリーステークスのように、間隔を詰めて
使うと良くないタイプで、目標は先にあるにせよ、57キロなら負けられ
ないところです。というか、一番減点材料のない馬でしょう。調教も動き
ましたし、リーディング2位の松山弘平にも頑張ってもらわなければ。
上記の3頭にはいずれも僅かながら減点材料があるので、有力馬が牽制
し合えば残り目もある逃げるサンデーファンデー、中京は走るディープ
リボーンに4歳馬がどこまで通用するか、フォーエバーヤング世代の
サトノエピックまでか。