日曜競馬 展望

競馬


[AJCC(G2)]



歴史と伝統を誇る、第56回アメリカJCC。
以前はスペシャルウィークなどのG1馬なども出走していましたが、
近年ではG3に格下げされてもおかしくない面子によるレース。
しかし今年は違います。クラシックホースにてG1を5勝している
ゴールドシップがこのレースを狙っての参戦。
昨秋は凱旋門賞有馬記念しか使っていません。
有馬記念は騎乗した岩田騎手が「悔いが残る」とコメントしたように
4角でジェンティルドンナに並んだ時に、ひと呼吸置いてのスパートが
惜敗の要因でした。
しかも有馬記念は直線だけの競馬。
当日のグッドラックハンデ(1000万下)よりも、1.6も遅い競馬。
疲れもないでしょう。
阪神大賞典産経大阪杯では59キロですが、AJCCは58キロ。
先週、岩田騎手が騎乗して一杯に追い、今週はG前強めの稽古。
偶然や思いつきではない、予定通りの出走。
困ったのは相手関係。ゴールドシップより2枚落ち(以下)の相手。
ゴールドシップを負かそうと思い、そのような競馬をすれば、まず
潰れるでしょう。
数段強い馬に真っ向勝負を挑んで、人気馬壊滅で気楽に乗っていた人気薄
の馬が台頭するのは、よくあることですよね。
馬券作戦は難しいですね。


3連単20通  3連複10通
8−(9・10・12・14・17)−(9・10・12・14・17)




[東海ステークス(G2)]



このレースのことになると毎年触れてしまいますが、以前は12月に、
今の阪神JFと同一日に「東海スインターステークス」のレース名で
中京競馬場ダート2500m の冬の名物マラソンレースだったんですね。
阪神JF以上に楽しみにしていました。
それがJCダート創設のおかげで、開催時期が6月に移り、今度は
1月に移りダート1800m という何とも味気ないレースになってしまい
ましたね、ホントに。
ただ、中央開催でダートのG2は、このレースだけなんですね。
故に、それなりの面子が揃いました。
58キロがどうかですが、昨年はフェブラリーSに交流G1を2勝。
JBCクラシックでは馬場の影響もあるでしょうが、ダート2000mを
2:00.8で駆けています。
ただし、この馬は脚質自在のように見えても、力を発揮するのは
逃げた時ですね。が、出遅れ癖もあるんですが…。


3連単12点  3連複6点
6−(4・5・8・10)−(4・5・8・10)