自衛隊の国際平和協力活動後押し
米が国家軍事戦略発表
米軍の最高機関、統合参謀本部（マレン議長）は８日、軍指針となる「国家軍事戦略」を発表、
自衛隊による国際平和協力活動の能力拡大や、日本と韓国の間の防衛協力を支援する方針を示した。
中国の軍拡や朝鮮半島情勢を踏まえ、米軍は「北東アジアの戦力を今後数十年間堅持する」と明記
する一方、地域の安定化に向けた自衛隊の役割拡大に期待をにじませる内容となった。
国家軍事戦略は、昨年２月公表のオバマ政権の安全保障戦略指針「４年ごとの国防戦略見直し
（ＱＤＲ）」などを具体化する軍側の指針。
統合参謀本部によると全面改定は２００４年以来で、オバマ政権下では初めて。
アジア太平洋地域の分析では、北朝鮮に関し、核兵器開発の進展と金正日総書記からの権力継承問題が
情勢を不安定化させ、核拡散につながる危険性を指摘。中国の人民解放軍による軍事力近代化の戦略的
意図が不透明なことや、南シナ海や東シナ海、黄海での攻撃的対応について「懸念を持ち続けている」
とした。
こうした安全保障環境を受け、新たな「防衛計画の大綱」に盛り込まれた自衛隊の国際平和協力活動の
強化方針を「支援する」と強調。
米国や友好国の安全や権利を危険にさらす行為にも「必要な手段を講じる」とくぎを刺した。
→ http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020901000083.html
まあ、アレですね。
自分の国は自分で守るのが大原則ってことですよね。
その当たり前のことが当然のこととして行われないのが、今の日本ですね。
自衛戦力の強化は勿論のこと、海外への派兵も国際社会への貢献という名目で、
行わざるを得ないでしょうね。
例えそれが米国の利益・権益確保であったとしても・・・。
それが嫌なら、核武装しか手立てはありません。
