賃上げを検討せよ!

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「経営側は旧態依然」=連合会長
経団連を批判−春闘



連合の古賀伸明会長は20日、東京都内で記者会見し、2011年春闘について
「経営側は旧態依然として、人件費削減を主張している」と日本経団連の姿勢を
批判した。
春闘は19日の連合と経団連のトップ会談で事実上スタートしたが、早くも対立が
激化している。
 

経団連米倉弘昌会長は20日午前の講演で「グローバル競争を勝ち抜くためには、
労使が一丸となって企業の競争力を強化することが不可欠だ」などと主張したが、
古賀会長は「経営側は20年以上この主張を展開しており、一歩も抜け出せていない」
と皮肉を述べた。
 

その上で古賀会長は「グローバル競争の一方で、内需はどうするのか。どう消費支出
を増やして内需を拡大し、成長を図るのかも経営側は考えるべきだ」とし、
労働者への配分を求めた。


→ http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2011012000791


これは、ある意味では連合の主張が正しいですね。
『新卒者採用をしぶる日本企業も、資金繰りが逼迫しているわけではない。
日銀調査によると、企業の手元資金を示す「現金・預金」(昨年9月末時点)は、
前年同期に比べ5・0%増え205兆9722億円になり、過去最高を更新したほどだ。
リーマン・ショックで打撃を受けた企業が、雇用調整や設備投資の抑制で、現金などの資金を
増やしている姿が浮かぶ。 
それでも採用拡大に踏み切らない理由について、アナリストは「デフレが止まらず、
人材に投資するリスクをとれない」という。人件費が膨れ収益を圧迫することを恐れている
ためだ。』

→ http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110118/biz11011820490113-n1.htm
賃上げに渋っているのも同じ理由ですね。
これでは肝心な内需の拡大も期待出来そうにありません。
会社員は、社畜ではなく文化的な生活が約束されている人間なのです。
いつまでも奴隷扱いをしていると、仕事への意欲と熱意が削がれてしまう
可能性すらあります。 これが一番怖いことではないでしょうか。