「永遠を旅する者」は!?

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書籍販売年間ランキング TSUTAYA 
もしドラ」首位、文庫は湊かなえの「告白」



レンタル大手で書籍販売も手がける「TSUTAYA」は、今年(1〜10月)の書籍販売
年間ランキングを発表した。


書籍総合部門では岩崎夏海(なつみ)さんの『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカー
の「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)が1位。
宇都宮市柴田トヨさん(99)が産経新聞「朝の詩」に投稿した詩などをまとめた詩集
『くじけないで』(飛鳥新社)が5位にランクインし、NHK朝の連続ドラマの原作となった
武良布枝さんの『ゲゲゲの女房』(実業之日本社)も8位に入った。

 
文庫国内小説部門では、湊かなえさんの『告白』(双葉社)が首位。
以下、東野圭吾さんの『夜明けの街で』(角川書店)、伊坂幸太郎さんの『砂漠』(新潮社)と
続いた。TSUTAYAでは「今年は特に映画化された『告白』や『悪人』など、映像化作品が
よく売れる傾向にあった」と分析している。

 
他のジャンル別では、教養新書部門で『知らないと恥をかく世界の大問題』(角川書店)が
トップとなったほか、ビジネス書・自己啓発部門で『経済のことよくわからないまま社会人に
なってしまった人へ』(海竜社)も1位と、いずれも池上彰さんの著書が上位に入った。


→ http://sankei.jp.msn.com/culture/books/101206/bks1012060740000-n1.htm



湊かなえさんの『告白』は大変面白く、ラストの想像もつかなかった
復讐劇には「技あり一本!」でしたね。


しかし、不思議なのは何故この本がベストセラーにならないのでしょうか。
アマゾンでも「★★★★★」評価です。
私に至っては、5つ星どころか6つも7つも★を並べて評価したいです。
今年読んだ本の中では、恐らく『永遠を旅する者』(重松清著)が
年間のナンバーワンですね。
是非とも、お勧めしたい1冊です。


永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)

永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)


永遠の命を持つ男が見つめた人の世の営み 千年の時を生き、傭兵として世界をさすらうカイム。
彼は人間の争い、憎しみ、そして愛を見つめ続ける--。
ゲームとのコラボレーションから生まれた奇跡の小説!


カイム。永遠の生を生きる男―すなわち、死ねない男。
数えきれないほどのひとの誕生と死を見つめながら一千年の旅をしてきたカイムがかつて訪れた町、
出会った人々。あまりにも短くはかない、だからこそまばゆい、人間の命の輝きがそこにある。
ゲームとのコラボレーションから生まれた一期一会の奇跡の物語。