日曜競馬 回顧

競馬


[セントライト記念(G2)]


着差以上に強かった◎ナカヤマフェスタ
実績的にも、ここではやはり大将格でしたね。
前半の千米が60.9、後半の千米が59.2 ですので
その差1.7、やはり中山外回りお約束のスローペースでしたね。 
2.12.0(47.7−35.9)


スタートを決めてペースを読んで、折り合って好位を追走します。
蛯名騎手の好騎乗でしたね。
4コーナーでは前を射程圏に捕えて、直線では35.0の末脚で
差し切っての勝利。 まぁ横綱相撲でした。
折り合いに問題がなく、騎手の意のままに動く素直な馬ですので
本番での淀・三千米でも楽しみですね。
厩舎コメントでは気難しい馬とのことですが、レースではそうでも
ありませんね。 競馬上手です。
2着の△セイクリッドバレーは古馬1000万特別を好時計で勝った
だけのことはあります。
しかし後方一手からの競馬から先行策を取るとは、華麗なる脚質転換が
功を奏したのでしょうか。 いや、恐らく松岡騎手の好判断でしょう。
松岡騎手、乗れてますね。


フォゲッタブルダンスインザダーク×エアグルーヴ)は、
良血が開花し始めたのでしょうか。


1番人気○アドマイヤメジャーは、スローペースにしては道中、
後ろ過ぎでしたかね。 折り合いに専念したからでしょうか。
最速の34.8の末脚でも4着が精一杯。
そもそも、イマイチ覇気に欠けていたような気もしました。
今日の安藤勝騎手は、乗れてませんでしたねぇ。


馬連 11−17  2,380円




[ローズステークス(G2)]


秋華賞(G1)にて、ブエナビスタへの挑戦状を叩き出す馬を
決める大事な前哨戦。
圧倒的1番人気を背負った◎レッドディザイアは、包まれるのを
嫌ってか終始、馬群の中から外を追走。
4コーナーではミクロコスモス(武豊騎手)に早めに右隣入られるや
仕方なく大外をブン回して直線勝負へ。
勝った▲ブロードストリートとは、通った馬場の差、というよりも
人気を背負った馬の宿命で、常に安全策を強いられたレッドディザイア
自分の競馬に徹しられたブロードストリートとの“差” が大きかった
と思われます。 
人気を背負う事は、実際の競馬においてはマイナス面が大きいですね。
その人気の分が馬にとってハンデとなってしまいます。


しかし、58.1→46.6(35.2) 1.44.7 レコード決着。
前後半4Fが、46.3−46.6 ですので平均的に早いペースでした。
(12.4 - 10.9 - 11.2 - 11.8 - 11.8 - 11.4 - 11.4 - 11.6 - 12.2)
どの馬も苦しい平均的で緩みない早いペース、軽い高速馬場とはいえ、
底力が試されました。
結果、中団〜やや後方を進んだ有力3頭での決着も頷けます。
絶好の良馬場とはいえ、古馬G2並みの時計です。
本番の秋華賞が楽しみになってきましたね。
ブエナビスタには、持ち時計がありません。
淀の高速決着になった場合に対応出来るでしょうか?
淀の内回りで、Hペース後方一気はありますが、平均的に緩みないペースでの
早い勝ち時計になった場合は、従来の競馬では苦しいかもしれません。


優先出走権を得た3頭は、正々堂々とブエナビスタに挑戦出来ますね。


馬連 4−11  1,180円



少なくても、先週と今週の結果で判断すれば、
春の実績馬 > 夏からの台頭馬  の図式がハッキリしましたね。
しかし、秋華賞が楽しみになりましたねぇ〜♪