日曜競馬 回顧

競馬

[ヴィクトリアマイル(G1)]


昨日の前日予想でも触れた通り、「2強」は「2強」では決まらない
例が多いという経験談を書きましたが、その通りになりましたね。
勝ったブエナビスタはインが伸びる馬場を通らずに、大外に出して
最後は格の違いを底力で捻じ伏せた格好になりました。
着差以上に強かった競馬だと思います。


道中ラップは
12.2 - 10.6 - 11.0 - 11.7 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 12.0
前半4F:45.5 後半4F:46.9 前後半の差が1.4と
上がりの競馬になったことは例年と変わりませんね。
前半1000mが57.5 ですので、馬場を考えれば平均ペースです。
こうなると現在の前が止まらない超高速馬場では、先行勢が有利
になります。
2着のヒカルアマランサスあたりが絶好の位置取りであり、
ブエナビスタレッドディザイアは明らかに後方過ぎでしたね。
ヒカルアラマンサスは京都牝馬特別での“鬼脚”も時計が平凡だった
だけに、つい軽く観てしまいました。
ブエナビスタはマイル4戦全勝のマイル適性でカバーできましたが、
レッドディザイアにはそれが出来ませんでした。
秋華賞以降は二千〜二千四百を使われてきて実績を残してきただけに
府中と雖も、結果的にはマイル戦は少し短かったですね。
似たようにブエナビスタも久々のマイル戦の流れに少し戸惑った感が
なきにしもあらずじゃなかったでしょうか。
横山典弘騎手は、ハラハラドキドキで「届かないかも…」と思った
ことでしょう。 
横典騎手にしては、レース後の爆発した喜びようは、「ホッとした」
の裏返しでしょう。
なお、インタビューでは、ブエナビスタはドバイ帰りで本調子では
なかったそうです。やはり海外遠征は大変なんですね。


http://www.youtube.com/watch?v=Xi7uinmJGPk:movie,w450