外国人労働者も大変です

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『「母国に送金できない」雇用悪化が
外国人直撃』


景気後退に伴う雇用情勢の悪化が、県内の外国人労働者
直撃している。
派遣労働者との雇用契約を打ち切る企業が相次ぐ中、
職を失う人が増えている。


外国人労働者が多い高岡、射水両市内では四月から十一月までの外国人の
求職者数が前年同期を20パーセント以上上回った。
求人の減少に加え、外国人は言葉や生活習慣の違いなどのハンディを抱えるだけに
再就職が難しいケースが多く、「このままでは生活していけない」
「母国の家族に送金できない」と異国での暮らしに不安を募らせている。

 
大手自動車メーカーの減産に伴い、県内の外国人労働者の受け皿となっていた自動車部品メーカーなどが、
派遣労働者らとの雇用契約打ち切りに踏み切っている。
ブラジル、フィリピンなどから県内に出稼ぎに来た外国人のほとんどが派遣などの非正規労働者となっており、
リストラの波にさらされている。

 
富山労働局によると、県内の外国人の月間新規求職者数は四、五月が五十人前後で推移し、
七〜九月は六十人台、十月は七十八人に増えた。外国人求職者が最も多いハローワーク高岡管内
(高岡、射水両市)では、四〜十一月の延べ人数が二百十六人で、前年同期の百七十四人を
24・1パーセント上回った。

 
「母国の家族に送金できない。自分の生活もこの先どうなるのか…」。
高岡市在住のブラジル人男性(37)が表情を曇らせる。県西部の重機部品メーカーに派遣労働者として
勤務してきたが、今月末で雇用契約が打ち切られることになった。
母国には妻(29)と長女(8つ)がいる。
今の会社には昨年八月から主に夜間に勤務しており、月収は残業代と合わせて手取り
四十万−四十五万円だった。
家賃、光熱費、食費分のみを手元に残し、三十数万円を家族に送金してきた。

 
つましい生活をしてきたのは、母国でマイホームを手に入れる夢があったからだ。
マイホームは今年六月に着工し、十一月までに基礎工事が終わった。
その矢先に雇用契約打ち切りを告げられ、工事を中断せざるを得なくなった。

 
高岡、富山市内の人材派遣会社七社に登録したが、派遣先の企業は決まらない。
「こんな状態がいつまで続くのか」。不安は募るばかりだ。来日して五年になるが、日本語はほとんど話せない。
日系ブラジル人の友人から滋賀県の会社で弁当店や機械メーカーへの派遣労働者を募集しているという話を聞き、
近いうちに現地に行って応募するつもりだ。時給は八百−九百円と、これまでの半額になるが、
「仕事ができるのなら何でもいい。採用されなければ帰国することになるかも」と話す。

 
県内のハローワークには連日、この男性のような外国人求職者が大勢訪れているが、求人も減少しており、
なかなか仕事は見つからない。日本語が話せないと、職種が限られ、職探しはさらに困難になる。
ハローワーク高岡が就職をあっせんできた外国人は十月は九人、十一月は一人だけだった。


→ http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20081214/17853.html


派遣は雇用を打ち切られ、内定は取り消しされるような
このような経済・雇用情勢で、移民1000万人は必要か!?
必要なワケないだろ!!
トヨタの奥田よ、キャノンの御手洗よ、
自民の中川(秀)よ、いい加減にしろよ!