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競馬

『同級生』東野圭吾著


 修文館高校3年の宮前由希子が交通事故死した。彼女は同級生・西原荘一の子を身ごもっていた。それを知った荘一は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。事故当時、現場にいた女教師が浮上するが、彼女は教室で絞殺されてしまう。
 著者のターニングポイントとなった傑作青春ミステリー。



 初読です。挟んであるレシートを見ると2010年11月5日(金)になっています。やはり書棚に置いたままになっていましたね。
 東野圭吾作品としては、デビュー作「放課後」以来2作目の学園推理小説です。1993年に刊行された東野作品の初期における、重要な転換点となった社会派・青春ミステリー小説ですね。
 舞台は高校なのですが、もうウン十年前、登場人物たちを自分が同じ高校のクラスメイトとしての視線で読むと楽しめます。勿論、スマホにSNSも無縁の時代ですが全く違和感がなく、登場人物も多くなく、とても読みやすくて、別に急いで読んでいることは全くないのですが、2日で読了です。
 この春、職場が移転したお陰で、通勤時間が30分伸びて片道約1時間半の通勤時間も、文庫本があれば苦ではなくなりました。昼休みも近くのドトールコーヒー(喫煙可)でパンとコーヒーをお供に読みますから。逆に、災い転じて福となる、面は否定できないかもしれません。
 本編もそうですが、珍しく著者自身の「あとがき」が面白いですね。かなり学校の先生たちが嫌いだったようです。だから、本書を書くに至っては苦労したと。確かに本編の先生たちは、自己保身・事なかれ主義・弱者に強く強者に弱いみたいな、悪い意味で典型的な公立高校教師像として描がかれています。
 私は私立高校だったのですが、私立のいいところは公立のように定期人事異動がなく、いつまでも先生が残って下さっていること。昨年行ったクラス単位ではない学年を挙げての同窓会にも、何人かの先生にいらっしゃっていただきました。現職教諭の中で同窓会を担当をする先生がいること、同窓会組織もあることで、既に引退した先生とも連絡がつきやすいのです。ただし、生徒の横の繋がりは難しいところがあります。学校側はその生徒の連絡先は知っているのですが、教えてくれません。個人情報だからだそうです。以前、連絡先を教えられた生徒から抗議がきたそうです。厄介な世の中ですかね。
 個人的な経験では、私は勉強のデキは悪かったのですが、確かに「こいつ、どうしょうもないな」と思う先生は確かにいましたが、いい思い出となっている先生の方が、ずっと多かったのは幸せだったのでしょう。
 高校時代かぁ...、放課後の部活(柔道部)に出て、終われば時々ですがマクドナルドか雀荘へ直行なんてしてましたねぇ、ははは。雀荘なら近くのラーメン屋で出前を取って、ジャラジャラ牌を回したり、雀荘のオバちゃんから「(生徒指導の)〇〇先生がこっちに向かってるよ!」急ぎ精算してその場を後にしたこともあったですねぇ。そういう時のために雀荘の場所代は前払いでした。今となっては楽しい思い出です。今の高校生は雀荘なんて行くどころか、存在すら知らないでしょう。ウチの高校は先輩から後輩に代々このような悪癖が引き継がれていたものです。今はこんな生徒はいないでしょうけどね。




[ラジオ日本賞(OP)]


 ラジオ日本賞と聞けば、どうしても中山ダート千八を反射的に考えてしまいますが、昨年から千二になったんですね。
 ラジオ日本、AM1422「ラジオ日本 土・日曜競馬実況中継」ですね。昔は1馬(現在の優馬)の看板評論家・清水成駿さんと本紙予想の石井進吾さんの解説を聞くのが楽しみでした。競馬場でもウインズでも当時は電波を流していましたので、聴き取りにくいことはなかったです。特に清水成駿さんのドスの効いた声で話すビックリするような穴予想には、ワクワクしていたものです。あの頃は、土日とも携帯ラジオでラジオ日本の実況中継を聞いていたものですよ。今は競馬専門紙が減りましたが、当時はその専門誌の解説陣の予想と解説を楽しみにしていました。そうそう、テレビなら「中央競馬ワイド中継」、深夜の「中央競馬ハイライト」(千葉テレビ)など、グリーンチャンネルやBS11よりも良質な競馬番組もありました。


 現時点での主催者発表では、ダートは重に近い不良馬場。今夜から明朝もパラパラと雨が降ったり止んだりです。もう、千葉豪雨以降、雨ばかりのような気がします。傘が手放せない日々が続きます。雨はもういい加減に飽きましたね。
 ここは、夏には無理をせずに中央開催の短距離戦、特に有力馬には中山ダート千二を狙ってきた馬が揃った感じがします。小細工なしに行く新馬勝ちをした舞台でもある◎ジョーローリットの逃げ残りに期待が高まります(中山ダート千二は、1・1・1・0)。過去2走はフケ(発情)の影響があったにせよ、マズマズの成績。昨年の当レースでは同じ5番枠から14番人気を嘲笑うかの2着。そりゃ昨年は直前の3走が酷かったですもんね。ポールセンも行けますが、初速が違い過ぎます。今年のジャニュアリーステークスでは良馬場で33.3の暴走ラップでも3着に粘っています。賞金別定で初の56キロですが、牝馬としては馬格がありますので、そう問題はないでしょう。中山ダート千二は、スタート後の向こう正面が下り坂なので嫌でも行き脚がついてしまいます。直線に坂がありますが重馬場なら前残りが筋というものです。
 相手は、中山ダート千二を得意とする馬から選びたいですね。
 内枠の方からですが
 石橋脩騎手とは抜群の相性でオーブルクール
 暴走ラップで末脚が活きれば全5勝を挙げている舞台モンドプリューム
 春以降、ここに狙いを定めてきたムーヴ
 嘗て経験したことのないペースになりそうですがゲイルライダー
 道悪大歓迎、この舞台複勝率7割のショウナンアビアス
 決め手に欠けるも好枠を引いたユキマル
 あと1頭は、当日の様子を見て決めたいですね。
 ブレーザーは中山実績と休み明け、好調とは言えない戸崎でどうか。絶好枠を引いたロードフロンティアは、同じOP特別のハンデ55キロの胴元による実績評価がどうでしょうか。