日曜競馬 展望

競馬

[共同通信杯(G3)]


このレースで快勝した馬が出るとしたら、間違いなくクラシック候補として
名乗りを上げることでしょう。
ただし、展開はタッチウッドのスローの逃げの可能性が高いですね...。
つまり、直線でのヨーイドンの末脚比べになりそうです。


現在、タスティエーラが一番人気なのは、多分に福永祐一騎手効果もあるの
でしょう。最近の冴えた騎乗ぶりは、今月に引退するのが惜しいほどですね。
デビュー戦も確かによかったですし、喉鳴りの疾患があるのですが、堀調教師は
それを隠しもせずにいるところを見ると、相当、この馬に自信と期待を持って
いるのでしょう。
本命は◎ダノンザタイガー。東京スポーツ杯2歳ステークスの内容が秀逸。
まぁ、結果的には勝った馬に上手く乗られてしまいましたが、この馬の走破時計
1:45.9 は、過去10年の同舞台で施行される同通信杯の全ての勝ち時計を、
上回っています。時計は展開に左右されるのですが、少なくても実力の裏付けと
考えることは出来ます。


有力馬は割愛して穴っぽいところを拾うと、新潟の3戦で見せた末脚を繰り出せば
のウインオーディン、相手は強くなるも末脚勝負ならロードプレイヤー、良血で
桜花賞マルセリーナの仔シュタールヴィントの安定した直線での鋭い末脚など
が魅力に映ります。



[京都記念(G2)]


G1馬がこの厳冬期にピークに仕上げるワケもなく、この時期の目標は国内ならば
大阪杯、海外ならドバイミーティングでしょう。有力馬にとってここは、脚慣らし
の叩き台に過ぎないのかもしれません。
大阪杯宝塚記念を凡走したエフフォーリアは、遠征競馬が苦手というレッテルを
張られてしまいましたが、本当にそうなのかは分かりません。
キラーアビリティは復活したといっても、G3ハンデ戦を辛勝しただけのこと。
ドウデュースは、目標がドバイですね。 ん~ん、本命馬がいないじゃん。
いや、いた。本命はプラダリア。この馬に乗るためにここで怪我から復帰したのかと
おもえるような池添騎手。この馬を知り尽くしているだけに、心強いですね。
穴一発なら、楽に先手を取れてマイペースに持ち込みそうな、ユニコーンンライオン。