ウリ坊は可愛いけど・・・

競馬

水路に落ちたウリ坊…助けてはダメ?
鳥獣保護法の規定 救出した男性
「雨が降ると溺れてしまう」





(鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の禁止)
第八条 鳥獣及び鳥類の卵は、捕獲等又は採取等(採取又は損傷をいう。以下同じ。)
をしてはならない。


「野生動物に手出しをしてはいけない」ということを定めた鳥獣保護法。この法律を
めぐる議論が再び活発になっている。


6月23日、福岡市西区の住宅街でカメラが捉えたのは、水路に落ちているイノシシの
子ども、ウリ坊8匹。
近くに親イノシシの姿はなく、8匹のウリ坊は身を寄せ合いながら、水路をトコトコ
と行ったり来たりしていた。
住民たちはウリ坊を心配していた。
近くの住民:
2~3日前くらいから気付いていたけど、どうやって逃げ出すのかなと思っていた。な
んか、助けてやらないかんなとは思いますけど
数日前から水路にいたというウリ坊。水路の壁は2メートル以上あり、コケもへばり
ついていることから、ウリ坊は自力で上ることはできない。
しかし、一夜明けると水路からウリ坊が消えていた。一体、水路で何が起きたのか。
6月23日、午後6時半すぎ。表面にダンボールが張られたはしごが水路に下ろされた。
はしごとともに男性2人が水路に降りていく。
突然の人間の登場に警戒するウリ坊だったが、その後、人間の手によって水路から
救い出されたという。
「野生動物に手出ししない」鳥獣保護法の原則
野生生物をめぐる今回の騒動。実はそう簡単な話ではないのだ。
福岡県環境部自然環境課 新博司課長:
鳥獣保護法によりまして、野生の鳥獣は捕獲が禁止されています。ウリ坊とは言って
も、近くに親がいるので危ない場合もあります。十分に注意して近づかないことが大
事かなと
手助けをした住民:
野生動物に手出しをしてはいけないことはわかっていました。なんとか自力で帰って
もらいたかったが(騒動のあった)翌日も予報は雨だった。雨が降ると水路に水がた
まってウリ坊が溺れてしまう。心配なのでみんなでウリ坊を助けて、山に逃がしました。
福岡県は、野生動物は見守るのがルールとしながらも、必要な際は行政機関に連絡を
入れてほしいとしている。


www.fnn.jp


そうなんですよねぇ、確かにウリ坊は可愛いのですが、ここ千葉県でもイノシシは、
シカやキョンと並んで害獣指定なんですよね。
イノシシによる被害 シカと比べてイノシシは高栄養価で消化しやすい部位を好んで
食べます。 農作物のなかでは水稲、サツマイモ・ジャガイモなどのイモ類、好物の
タケノコ、豆類、クリなどが狙われます。 また、水田の稲が踏み荒らされる被害や、
地中の餌を探すために路肩や土手を掘り返されるという被害も。
これでは畑を耕す農家の皆さんもたまらないですよね。まさに害獣です。
イノシシだって、シカだって、キョンだって、その子供時代は愛らしくて可愛いです
よねぇ。けど、大人に成長すると、猟友会の的になってしまいます。
一体、どうしたらいいんでしょうかねぇ。