JBC展望

競馬

[JBCクラシック(Jpn1)]


今日の大井競馬は、夜になって雨が降り出しました。ただ最終レースは良馬場
でしたが、明朝まで降る雨で稍重くらいにはなるかも知れませんね。
JRA勢については、出来れば深く力の要る大井ダートよりも、少しでも水分
を含んだ軽いダートのスピード勝負になって欲しいでしょう。
不動の本命はクリソベリル(ゴールドアリュール×エルコンドルパサー)でし
ょうが、帝王賞を勝った時は重馬場の脚抜きのいいダート。が、これまでの実
からしてここは負けられないところです。全成績(7001)で唯一崩れた
のは、サウジカップのみ。陣営は来春のドバイミーティングが視野に入ってい
るところであり、国内勢には負けられないでしょう。
相手には、オメガパフューム。帝王賞の再現のように、終始クリソベリルをマ
ークして、今度はクリソベリルより早くラストスパートをかけるかもしれません。
その他では少し差がありますが、チュウワウイザード、ダノンファラオに南関
勢ならサウンドトゥルー(元JAR)でしょうか。



[JBCスプリント(Jpn1)]


ダートスプリントG1戦は、年間を通じてこのレースのみであり、有力陣営とし
ては力の入るところです。今年はJRAスプリントG1馬のモズスーパーフレア
の参戦で、俄然盛り上がりますよね。
本命はそのモズスーパーフレア。スパイツタウン産駒の米国産馬なら、少なくて
も血統上はダートも問題ないはずですね。大井の長い直線も、中京の直線をこな
したように、これもクリアーでしょう。若武者・松若騎手を背に、中央G1馬の
早さを見せつけて欲しいところです。
コパノキッキングは、マーフィーに武豊で駄目で、藤田菜七子ちゃんに手綱が戻
りましたが、今年になってまだ勝ち星がない点が気になります。
あとは、ジャスティン、ブルドックボスなどでしょうか。



[JBC2歳優駿(Jpn3)]


新設されたJBC重賞競争ですが、メンバーを見渡すと ...。
JRA勢ですが、2勝馬はタイセイアゲイン(2000)のみで、他は1勝馬
これなら地元勢のシビックドライヴで勝負にならないか。鞍上は高知の雄・赤岡
修次を呼び寄せての参戦。何たって若きホープ落合玄太を降ろして赤岡修次を迎
えてのことですから、陣営としては、如何に力が入る一戦ではないでしょうか。
JRAのルーチェドーロは 1000m、1200m 戦のあとのダート千八ですからね ...。
馬券は、JRA勢と北海道勢を半々に流しましょうか。



[JBCレディスクラシック(Jpn1)]


まだ2戦2勝ですが、川田騎手と手が合うマルシュロレーヌ。前哨戦のレディス
プレリュード(Jpn2)を快勝しての参戦になります。初の大井で不良馬場で泥が
跳ね上げる中を中団待機策で、直線一気に差し切りました。
これが堅い本命でしょう。
その2着だったのがマドラスチェック。JRA所属馬ながら、地方巡業が多い馬
ですね。馬連なら、この一点かもしれません。ただし、レディスプレリュード
波乱の歴史でもありますので、穴馬を拾うこともアリでしょう。
当面の相手は、ファッショニスタにローザノワール。同系との兼ね合いもありま
すが、単騎逃げなら相当しぶとい大井のサルサディオーネ。恐らく何が何でもハ
ナを主張して行くでしょうね。