[第162回 天皇賞（秋）（Ｇ１）]
アーモンドアイ、芝Ｇ１・８勝目 芝Ｇ１新記録！！
しかしいや、単勝１４０円どころじゃない勝ち方でしたねぇ。
当面のライバルである、クロノジェネシスとフィエールマンの不利がなけれ
ば、どうなっていたかは分りません。
クロノジェネシスとフィエールマンは、スタートは余りよくなかったですが、
それ以上に、２頭ともキセキとウインブライトに挟まれ、馬体がぶつかって
後ろに下がる痛い不利。２頭とも当初の計画とは違い後ろからの競馬を強い
られてしまいました。勝負事に "たられば" は禁物ですが、もし、僅差２・３
着のフィエールマンとクロノジェネシスに不利がなかったら？
アーモンドアイには、勝利の女神がついていたことは、違いありません。
クロノジェネシスが鞍上に鞭を入れられ、アーモンドアイに近づいた時の鋭
い脚、フィエールマンの芝二千での追い込みは、流石はディープインパクト
産駒で、いずれも見所十分でしたね。
アーモンドアイは国枝調教師とノーザンファーム系のシルクレーシングとい
うことで大事に使われてきました。しかし、昨日も記したように休み明けは
（７０００）になりましたが、二走目は（２１１１）です。
馬の体調次第でしょうが、無事ならばジャパンカップ（アーモンドアイが一
番能力を発揮するのが 1800m～2400mと思います）、ここをパスするようで
は、有馬記念はどうかなぁ。シルクレーシングの規約では６歳２月で引退と
規定されています。最後の晴れ舞台で、距離・コースは向いていないのは承
知の上ですが、全国の競馬ファンのために有馬記念には出て欲しいですね。
