[上越ステークス（３勝クラス）]
人気のメイショウミライはまた、内枠を引いてしまいました。
前走でも内枠を引き、抜け出るのに苦労しましたからね。ただ
し勝ったトップウイナーは、次のオープン欅Ｓを勝っているの
で、健闘した部類でしょう。千二では必ずしも番手につける脚
はないみたいですので、田辺騎手がどう捌くのかが鍵ですね。
行ければ行った方がいいのが軽い新潟ダート。
前走で人気を裏切ったマラードザレコードは、新潟なら一変す
る可能性を秘めます。昨秋、新潟ダ千二をレコードで勝ってい
ますね。競られずに、行ききれば光明も見えてきます。
穴としてはアルーアキャロルを挙げます。昇級初戦の２走前が
０．４差なら上出来でしょう。この馬は、使いつつより休み明
けに良積を残し、典型的なサウスポーです。新潟ダートにも実
績があるのも心強いですね。
もう一方の人気馬ウルトラマリンですが、定量戦でもかえって
斤量５２キロなら触手が動きますが、このレースは準オープン
の短距離戦だけあって、その筋のスペシャリストが揃っていま
すよね。良馬場でも１分１０秒でコンスタントに走る馬の中に
入って、また枠順も１番枠と至難の門出となりました。横山典
騎手はどうするのでしょうか。やはりこれまで通り、逃げ・先
行するしかないでしょうけど、楽に先行出来る他馬に先んじて
先行策で脚を使うと、そのツケは最後の直線ゴール前で如実に
表れてしまいます。
勿論勝っても不思議ではありませんが、相手の１頭ですね。
[阿蘇ステークス（ＯＰ）]
ここはマグナレガーロとメイショウワザシの２強対決ムード。
マグナレガーロは、前走は重賞で１．０差なら悲観する内容で
はありません。５歳にして（４０１１）と底を見せてなく馬体
も若いのでしょう。新潟ではイマイチだった川田騎手も、待ち
に待った地元（佐賀出身）に戻れば、活躍も期待出来ます。
メイショウワザシは、小倉マイスター、武豊騎手に大型馬の叩
き３走目に期待ですね。函館の２戦は、時計が早すぎました。
今回も行くでしょうが、マグナレガーロにピッタリとマークさ
れる展開は不利か。
穴のタガノディグオですが、厩舎コメントでは、休み明けで体
が立派・割引必要、とのことですが、かつては兵庫ＣＳ(Jpn2)
優勝、ジャパンＤＤ(Jpn1)３着の成績がある実力馬。まだ見捨
てることはありませんね。ここでの一発に期待です。
