[函館記念（G３）]
荒れる重賞、函館記念。しかし、過去１０年を振り返っては１番
人気馬は昨年勝っただけで、それまでは９連敗。連敗どころか、
１番人気馬が馬券になったのは昨年と１０年前の２着のみ。つま
り馬券圏内３０頭中２頭しか馬券に絡んでいません。
が、勝った馬は１～５番人気以内に収まっています。２桁人気馬
で馬券になったのは５頭と、そう多くはありません。それでいて
３連単６桁配当は７回と大荒れの結果に終わっています。
今年も何とも難しいメンバーが揃いました。
馬で選べないなら騎手で選べ。函館リーディングが目前の横山武
騎手騎乗のベストアプローチを本命視。２年２か月ぶりの超長期
休養後の前走は、破れはしたものの上がり最速で見せ場を作りま
した。青葉賞２着がある実力馬です。函館の芝適性もあります。
距離も問題ありません。
トーラスジェミニが何が何でも逃げる展開で、先行馬もそこそこ
揃いました。平均ペースでしょうか。余り軽ハンデ馬は来ません
が、５１キロなら愛知杯３着・小倉大賞典４着があり、ハービン
ジャー産駒レイホーロマンス、今の函館芝に適性はありそうです。
その他では、斤量が恵まれた感のあるマイネルファンロン、小回
りでも確実に追い込んでくるプレシャスブルーなど。
馬券は３連複中心で、３連単は少々、かな。
[中京記念（G３）]
金曜日のサンスポで川田騎手が嘆いてましたね。重賞未勝利馬の
ソーグリッタリングが、G１馬で強豪揃う安田記念で好走したケイ
アイノーテックと同じ斤量５７キロ。確かにそうですね。同じ斤量
なのが不思議です。で、本命は快足馬トロワゼトワル。京成杯ＡＨ
でのレコードよりも、前走のヴィクトリアマイルでの４着に注目。
ワンターンの向こう流しとホームストレッチが長い府中の千六で
逃げ粘って４着 1.31.4 は褒められて然るべきでしょう。アーモンド
アイには突き放されましたが、２着馬との差はありません。
荒れた阪神の馬場がどうかですが、ギリギリ大丈夫と踏みます。
相手は、人気ですがギルデッドミラー、ケイアイノーテックにソー
グリッタリングは押えます。ディメンシオン、福永騎手を配した
ミッキーブリランテなどが穴候補でしょうか。
馬券はやはり３連符ですね。
