日曜競馬　回顧 - 照顧脚下（日々の雑感に馬券と本）

［皐月賞（G１）］

まぁ、馬券的には堅かったですね。大レースで単勝 170円の馬が勝てば
こんなものでしょう。でもやはり穴馬陣にはもう少し頑張って欲しかった。
個人的には自分の根拠に基づいた予想で決って、その点は満足ですね。
ただ、あの勝ち方は 170円の勝ち方ではありません。
ちょっと、サートゥルナーリアに対する期待が、ファンの、競馬サークルの
新星誕生への期待が高過ぎたのかもしれません。
しかし７８回の歴史上で、年明け初戦にブッツケで挑んだ馬が、ことごと
く跳ね返された壁を、見事に越えてくれました。
そういえば、ドバイミーティングに挑んだ馬は、アーモンドアイを始め
として皆、年明け初戦でしたね。他国馬はドバイで１回叩いてからレース
に臨んでいました。
これは日本競馬界の調教技術の進歩と調教施設の充実によるものであり
日本競馬界が世界に向かって誇っていいものでしょう。
サートゥルナーリアの強固な壁を乗り越えた裏には、調教技術と施設の
進歩あってこそ。そしてそれをフルに使いこなせる辣腕・角居調教師の
調教技術とノーザンファームの全面的なバックアップがあったればこそ
なのですね。現在の競馬界、特にG１レースの出走馬がノーザンファーム
一色に染まっているのは偶然ではなく、現状に満足せずに絶えず高みに
挑戦しているからこそなのでしょう。
日本ダービーが楽しみになりました。
５月２６日、府中の杜の二千四百、誰しもが憧れる日本ダービーでの
今日の１８頭に新たに加わる馬たちとの再会が、今から楽しみになり
ました。