野望は知ってるけど、それだけ。

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米中会談、台湾・蔡英文政権に事前通知 
「一つの中国」発言概要



台湾の蔡英文政権が、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の9日の電話会談の前に、
「一つの中国」に関するトランプ氏の発言の概要を米側から通知されていたことが15日、
分かった。蔡政権の高官が明らかにした。

 

トランプ氏は電話会談で「われわれ(米国)の『一つの中国』政策」を「尊重する」と表明。
これについて高官は、「完全に状況を把握し、不必要な反応はしなかった」と述べ、事前に
発言を承知していたことを示唆した。

 

「一つの中国」に関する米国の「政策」と、中国の「原則」は内容が異なり、米国は中国の
立場をそのまま受け入れてはいない。

 

電話会談後、中国側は米側の発言を「称賛」したが、会談を伝えた中国国営新華社通信は
用語を使い分けており、習政権も実際には米中の認識の差を理解しているもようだ。

 

一方、蔡政権は「一つの中国」をめぐる米中の発言内容に反応しなかった。米国の立場に
大きな変更がなく、台湾側に有利にもなると判断したためとみられる。
事実、ティラーソン国務長官は承認時に「中国の台湾への主権を公式に承認しない」などと
する1982年の「6つの保証」に自ら言及している。



蔡政権は「一つの中国原則」を受け入れていない。トランプ氏は昨年末、「一つの中国政策」
に縛られない考えを表明。台湾側はこれを歓迎する一方で、交渉カードにされて米側が譲歩し、
不利になる懸念も出ていた。

     

■「一つの中国」に関する米中の立場 中国の「一つの中国」の「原則」は、台湾当局が名
乗る「中華民国」を念頭に
(1)(世界に)中国は一つしかない
(2)中華人民共和国政府は中国の唯一の合法政府
(3)台湾は中国の領土の不可分の一部分  −とする3要素からなる。
一方、米国の「政策」は1972年、78年、82年の3つの米中共同声明と、台湾との
非公式関係や武器供与を定めた79年の国内法「台湾関係法」に基づく。
共同声明で米国は、中華人民共和国政府を「承認」する一方、「中国は一つであり、台湾
は中国の一部」の2点は、中国側の「立場を認識する」にとどめている。


http://www.sankei.com/world/news/170216/wor1702160007-n1.html



蔡英文中華民国総統
どっかの国の民進党蓮舫だの山尾だのとは
比較になりませんね。



>ティラーソン国務長官は承認時に「中国の台湾への主権を公式に承認しない」
>「中国は一つであり、台湾は中国の一部」の2点は、中国側の「立場を認識する」
そう、シナの“立場を認識”なんですね。言い換えるなら、シナの台湾に対する
野望を持っていることは知ってるよ、です。
要するに、シナが何を言おうが、シナ共産党政府の台湾への実力行使の併合は、
それが台湾の意思(→あり得ない)ではない限り、認めない、と。
代々続く、シナの「一つの中国」に対する米国の態度に変化はないようです。