日米越台の“対中包囲網”サミット前に着々
けん制狙い米国とベトナムが和解
伊勢志摩サミット(主要国首脳会議、26、27日)の開幕に合わせるように、日本と米国、
ベトナム、台湾による対中包囲網の構築が進んでいる。
サミットで発表される首脳宣言でも、中国による南シナ海などでの軍事的覇権強化について、
名指しは避けながらも「現状の変更を試みる一方的行動」「強く反対する」と明記する。
オバマ米大統領は23日、ベトナムの首都ハノイで、チャン・ダイ・クアン国家主席と会談し、
米政府がベトナムに対する武器輸出規制を完全解除することで合意した。
南シナ海でベトナムなどと領有権を争う中国をけん制する狙いがある。
日本もベトナムと連携している。海上自衛隊の護衛艦2隻が先月、ベトナムの軍事要衝カムラン
湾に海自艦艇として初めて入港し、ベトナム海軍と共同操艦訓練などを実施した。
台湾も動いた。沖ノ鳥島沖(東京都)の排他的経済水域(EEZ)に派遣されていた台湾当局
の巡視船が引き揚げを始めたのだ。台湾の蔡英文新政権が、「親中派」馬英九前政権の方針を
転換したとみられる。
安倍晋三首相はサミット初日の26日午後、各国首脳と中国対策について、突っ込んだ討議を
実施する方針だ。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160524/frn1605241207002-n1.htm
昨日の敵は今日の友、ですか。
ベトナムに米国製武器が輸出されると、ベトナム軍の
戦闘能力が格段に上がることが予想されます。
日本もフィリピン、ベトナムとの連携を深めています。
対中包囲網は、日本〜台湾〜東南アジア〜オセアニア〜
インド洋を結ぶに至る遠大な計画です。
しかしこの包囲網を完成させなければ、シナの暴力的
覇権主義を許し、南シナ海がシナの管理下に置かれて
しまいます。。
これだけは避けなければなりません。
ヘタしたらシナが虎視眈々と狙う西太平洋制覇すら
悪夢ではすまなくなるかもしれません。