対中包囲網の礎

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専門家も驚いた台湾“厚遇”の背景 
日米台による中国包囲網への布石か



安倍晋三政権や周辺で、台湾への“厚遇”といえるエピソードが続いている。
安倍首相が14日に発表した「戦後70年談話」では、「台湾」を「中国」より先に登場させた
うえ、先月末には、李登輝元総統が初めて日本の国会内で講演したのだ。
安倍首相と李氏が極秘会談に臨んだとの観測もある。こうした背景に、一体何があるのか。



インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人である
アジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み…」
安倍首相の談話の中に登場したこのフレーズが、外交専門家らの注目を集めている。

 


国際政治学者の藤井厳喜氏は「談話で『台湾』と『中国』が並立していることに驚いた。
安倍政権が(中国の一部ではない)台湾の政治的実態を認めたということだ。
中国にとっては強烈な1発になったはずだ」と語る。

 


伏線はあった。李氏の来日は当初、今年秋ごろに予定されていた。
ところが、日本側の「異例の厚遇」(藤井氏)で、先月末に前倒しになったとされる。

 


李氏は7月22日、衆院第1議員会館で行われた講演で、国会議員有志らを前に、安倍政権が
整備を進める安全保障法制を「日本が主体的に安全保障に意識を持つことが、アジア全体の平和
につながっていく」と高く評価し、日台の連携を印象づけた。
講演に先立ち、安倍首相の側近である下村博文文科相超党派議員の発起人代表としてあいさつした。




産経新聞の報道によると、李氏は7月23日に安倍首相と都内で会談し、対中関係などについて
協議したともいう。

 


日台関係の進展を図る有識者の団体「日本李登輝友の会」の柚原正敬事務局長は「安倍政権に、
中国への牽制という狙いがあるのは間違いない。安倍首相は、第2次政権発足以降、台湾を
『同じ価値観を共有する国々』に含めた言及を増やしている。
台湾と緊密に連携し、海洋進出を強める中国への包囲網を構築しようとしているのだろう」
と分析する。

 


安倍政権のこうした方向性は、米国の姿勢とも連動しているようだ。

 


前出の藤井氏は「米国は最近、台湾への扱いを明らかに変えてきている」と指摘し、続ける。
「5月末から6月にかけて訪米した台湾・民主進歩党の総統選候補者、蔡英文主席は、閣僚級と
会談するなどの厚遇を受けた。米国は、南シナ海問題などをめぐって緊張が高まる中国を牽制
するため、『台湾カード』を切り始めている。
安倍首相は、米国と平仄(ひょうそく)を合わせた動きをしている」

 


日米台の連携強化によって、中国は東アジアで孤立を深めることになるのか。



→ http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150818/plt1508181830003-n1.htm



衆院第1議員会館で講演した台湾の李登輝元総統=7月22日


日台友好。これはいいですね。ただし、媚中の馬総統が下りた後
じゃないと難しいかな。
「同じ価値観」というところがいいですね。糞チョンとは大違い。
対シナ包囲網は、何度か触れましたが、日本〜台湾〜東南アジア〜
オセアニア〜インドを結ぶ遠大な計画です。
そしてその中心は米国海軍ですね。
しかし、この遠大な計画は不可能ではありません。日本と台湾は
問題なく、東南アジア諸国はシナの領土・領海強奪に神経を尖らせ、
豪州は海軍に力を入れ、インドとは表面上は兎も角、お互い領土
問題では一歩も引かず。
東アジア情勢は、日本・台湾 vs シナ・南北チョンの様相を呈して
くると思われます。