日曜競馬 回顧

競馬


[マイルチャンピオンシップ(G1)]


稍重から良馬場になったにせよ、馬場が緩いことには変わり
ありませんでした。
1000万下特別 芝1800m が、1.48.1 でしたからね。
高速馬場とは程遠い馬場でしたね。
考えた推定勝ち時計が、1.33.0 くらい。
このくらいの時計ならどの馬でもチャンスがあるような
感じでしたね。



しかし最後は両G1馬、横綱同士の決着。 力通りでしたね。
勝ったミッキーアイルの能力は凄いです。
スプリンターズSを逃げて2着して、返す刀でマイルCS
逃げて勝つなんて、並みの馬ではありません。
2着イスラボニータは、Cルメール騎手、快心の騎乗でしたが
アタマ差届きませんでした。 こういう馬っているんですねぇ。
3着ネオリアリズムは、直線でミッキーアイルからの不利を
マトモに受けてしまいました。
どれ位の不利かというと、加害馬の浜中騎手は、11月26日(土)
から12月18日(日)まで23日間の騎乗停止となりました。
相当に重い処分でしょう。
これがなければ、Rムーア騎手騎乗のネオリアリズムが ...?
被害馬多数で馬が制御不能で外にヨレたので、本来なら降着処分
でもいいのですがね。



スノードラゴンは、17着。位置取りが前過ぎて末の脚を失ったのか
やはり 1600m は長いのか、う〜ん。どうなんでしょう。
馬券ではイスラボニータ、心の中での◎ヤングマンパワーでしたが
全く見所のないレースで、16着とはこれ如何に。
この馬は、差しといっても先行からの差し脚を得意としているだけに
バルザローナ騎手の騎乗ぶりには「?」ですね。
それとも馬体重の−12kg が響いたのか。パドックでは良く見えたのですが。
1番人気サトノアラジンは中団インからの競馬でしたが、最後の直線
一番の勝負所で、やはりミッキーアイルによる不利が極めて痛かったですね。
因みに、マイルCSの一番の前哨戦はスワンSなのですが、スワンS→
マイルCSを連勝した馬は、タイキシャトル以降、出ていません。
このへんのデータが、サトノアラジンを軸に出来なかった理由の
一つでもあります。



スノードラゴン複勝が泣ける ...。
でも当初予定の半額にしたのが複中の幸い ...。