勝つには勝ったが・・・

競馬

ニエル賞(仏G2・3歳・Qartar Prix Niel)、マカヒキは勝つには
勝ちましたが・・・。 随分と格下の相手に僅差の着差。
直前まで負けるかと思いましたよ。
有力馬は日本のダービー馬・マカヒキ参戦で回避してしまいました。
グリーンチャンネルは盛り上げようと、マカヒキをベタ褒めでしたが
同じシャンティイ競馬場でブッ千切りをしたエイシンヒカリが頭に
あったせいか、何とも物足りない競馬かなぁ。
良馬場 2400m での5頭立ての超ド・スローでの直線ヨーイドン。
何たって良馬場での勝ち時計が、2.35.84。 直線だけの競馬。
頭数、馬場と仏競馬の特徴を考えても、予想の範囲内でしたが。
ロンシャンほど深くはない馬場で、日本馬のサンデーサイレンス系の
ヨーイドン競馬ならば、最低でも5馬身は離して欲しかったもの。
今日の相手は、それくらいの格下馬、重賞未勝利4頭でした。
日本ダービー馬が、3歳 1000万下に出走して半馬身差で勝ったような
ものでしょう。
ただCルメール騎手は、渋い表情ではなく、満足の笑顔で終始していた
のが少しは救いになりましたかね。
本番の凱旋門賞は今日とは全く比較にならないほど、強豪が相手です。
ハーザンド(英・愛ダービー馬)、ポストポンド(G1・6勝)、
アルマンゾル仏ダービー馬)、そして凱旋門賞で活躍する3歳牝馬
からは8戦8勝の仏オークス馬、英 1000ギニーオークス馬などが
出走予定です。
マカヒキの活躍、健闘を祈るのみですが・・・。